欅坂46 全国ツアー2017「真っ白なものは汚したくなる」(愛知1日目) | ふたつでじゅうぶんですよ

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アイドルとダムと炭水化物。ライヴは見るより参加したい。

 2017年8月16日(水)、欅坂46 全国ツアー2017「真っ白なものは汚したくなる」(@ 日本ガイシホール)に参加してきました。去年の12月に行われた初ワンマンライブ以来である。チケットが当選しなさすぎなんだなー。今回は奇跡的に名古屋2daysとも当選。前回は見切れた席だったので初めてまともに観ることができたと言っても過言ではありません。スタンド席だったけど。
 愛知県といえば、もんちゃん(鈴本美愉)、てち(平手友梨奈)の出身地。つまるところの凱旋公演。がしかし当日になりてちは体調不良により欠席という報せが(涙) セットリスト&演出については全く知らない状況での参加だったので、てちのウエイトが大きい曲はどうなってしまうんだ、、、と真っ先に思うわけですよね。それと同時に、彼女に依存しない欅坂46を観ることができることに、ちょっとわくわくしていました。だって申し訳ないけどこういう公演に立ち会えるのってレアじゃないですか、って思うしかない。
 
 『語るなら未来を…』までのパフォーマンスへのパワーのかけ方は凄いなと感じました。物語というか曲の世界観の表現の仕方に思わず魅入ってしまいました。きっとてちが居たらもっと素晴らしいものになっていたんでしょうね。ある意味これが初回公演でよかった気がした(笑) もっとも明日の公演もてちが不在だったらちょっとよろしくないのだけれども。
 振り付け、映像、光源の使い方、ミュージカルやショーのようでした。画期的な演出、というか画期的なグループなんだなあと認識させられた。『エキセントリック』であおたん(原田葵)がみんなの背中の上を歩いていた。ここは本来ならばてちのターンだったのかな。だとしたら大抜擢じゃないですか。
 そんな画期的なライブをやっていたからこそ、『サイレントマジョリティー』と『不協和音』を観ることができなかった――周りの人たちが無かったって言ってたから本来のセトリに存在していることを悟った――ことは少し残念。2日目に期待したいところだけれども、てちさん無理はしないで。
 
 あたしはそんな演出より、けやき坂46(ひらがなけやき)のパフォーマンスが最高に楽しかったです。欅坂46とは別の王道アイドルグループのように感じました。曲も盛り上がって楽しい、メンバーの煽りも最高、欅坂46にはない一体感が最高でした。『永遠の白線』はとても良い曲だし、キラーチューン『誰よりも高く跳べ!』での会場全体の盛り上がりは公演中一番だったのではなかろうか。ひらがなメンバーが「みんな跳べー!」って煽っているのを見てテンション最高潮だったので、やっぱりあたしはこういうライブが好きなんだなー、と。けやき坂46のライブに行く機会をください(涙)
 
 156による『バレエと少年』, 五人囃子による『少女には戻れない』も素晴らしかった。『バレエと少年』は少年があおたん、少女がみいちゃん(小池美波)というミュージカル仕立てなのだが、あおたんの演技がステキである。バレエがお上手なあおたんならでは。彼女の力によって曲のクオリティーが高いレベルになっているように感じた。女性っぽさが増したあおたんはとても魅力的でした。
 五人囃子はユニットとして仕上がってる。ヴィジュアル的にも。みなさんお美しい。何よりオレ得ユニットだったりする← 中でも佐藤詩織さんが全体的に良い。かなり良い。くるくる回っていても美しい。今後もこのユニットでの活動を継続してもらいたいものである。

 アンコールではキャプテン菅井友香さんが本日の公演への想いを語ってくれた。てち不在ということによる不安が大きかったみたいです。みんなでてちのことを支えて、みんなでツアーを完走したいというコメントに胸が熱くなった。そんなてちがいなくても欅坂46という圧倒的な存在感は健在だと感じた。てちが復活したらどんだけ素晴らしいモノを拝めるんだろうとわくわくした。



▽セットリスト

overture
01. エキセントリック
02. 月曜日の朝、スカートを切られた
03. 東京タワーはどこから見える?
04. 語るなら未来を…
MC
05. 永遠の白線
06. 100年待てば
MC
07. AM1:27
08. バレエと少年
09. 少女には戻れない
10. ここにない足跡
11. 猫の名前
VTR
12. 君をもう探さない
13. 誰よりも高く跳べ!
14. 世界には愛しかない
15. 危なっかしい計画
16. 太陽は見上げる人を選ばない

EN
MC
17. 二人セゾン
MC
18. W-KEYAKIZAKAの詩