05/14 乃木坂46 舞台『じょしらく弐 ~時かけそば~』 | ふたつでじゅうぶんですよ

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アイドルとダムと炭水化物。ライヴは見るより参加したい。

 乃木坂46  舞台『じょしらく弐 ~時かけそば~』(@ AiiA Theater TOKYO)の13時からの公演を観に行きました。この公演、「チーム ら」、「チーム く」、「チーム ご」のトリプルキャストとなっていて、どのチームの公演を観に行こうかすんごい悩みました。嘘です、行ける公演が限定されていたため、そこまでは悩みませんでした← もちろん全チームの公演を観たいわけですが、物理的にそうも言っていられないので、好きなメンバーが多い公演に足を運ぶ(笑)


(チームら)中田花奈 生駒里奈 能條愛未 松村沙友理 鈴木絢音
(チームく)斎藤ちはる 佐々木琴子 井上小百合 桜井玲香 渡辺みり愛
(チームご)新内眞衣 樋口日奈 山崎怜奈 若月佑美 北野日奈子

 

◆暗落亭 苦来(あんらくてい くくる) 中田花奈 斎藤ちはる 新内眞衣
◆空琉美遊亭 丸京(くうるびゆうてい がんきょう) 生駒里奈 佐々木琴子 樋口日奈
◆蕪羅亭 魔梨威(ぶらてい まりい) 能條愛未 井上小百合 山崎怜奈
◆防波亭 手寅(ぼうはてい てとら) 松村沙友理 桜井玲香 若月佑美
◆波浪浮亭 木胡桃(はろうきてい きぐるみ) 鈴木絢音 渡辺みり愛 北野日奈子


 本日は秋田コンビ率いる「チーム ら」による公演でした。なんだかんだでこの二人が好きなのである。特に鈴木絢音氏は今回が初舞台ということもあり、どんな演技をするんだろう、と興味津々なり。
 劇中に回替わりで日替わりでメンバー一人が創作落語を一席披露するというコーナーが存在するというのを知ったのが開演の直前という体たらく(汗) 誰がやるんだろう、と楽しみにしていたら、波浪浮亭木胡桃に扮する絢音氏のターンでした。これはさすがに嬉しいラッキーと言わざるをえませんでした。

 

 素人目で見た絢音氏の落語は、面白かったし、可愛かったし、すんごい良かったと思いました。ところが、公演終了後のMCにて、ソロ落語についての感想を話す絢音氏は悔し涙を浮かべていました。

 

「せっかくかわいい役をもらったから、かわいく演じようと思ったのに、いつもの鈴木絢音が出てしまった」

 

というような理由で、彼女の中で上手に演じることができなかったのが悔しかったみたいです。彼女にとって初めての舞台、しかも普段触れる機会が少ないであろう落語の舞台でのソロのコーナー、それなのにも関わらず堂々と語っていて、じゅうぶんすぎるぐらいに良かったとあたしは思うんですよね。

 彼女は、高すぎるといっても過言ではないハードルを目の前に置いて、どこまで完璧を追い求めているんだろうか。彼女がどれほどまでに真剣にこの舞台に取り組んでいたのかを思い知らされました。絢音氏の完璧を追求するスタイルは尊敬に値します。きっと、今回の舞台だけでなく、これまでに行われてきたライブでも同じように高い目標を持って取り組んでいたであろうから、脱帽です。テレビ等での絢音氏しか知らない人は「おとなしい子」というイメージで終わってしまうことでしょう。ここまで感情を表に出せる熱い子なんだということを知ってもらえれば嬉しいですね。
 泣き出しちゃった絢音氏を他のメンバーが慰めてたんですけど、中でも能條愛未氏と生駒里奈氏はしっかりしたお姉さんで、彼女らの存在は精神的支柱になってるんだろうなと思いました。

 

「そんなことなかったよ、凄いよかったじゃん」

 

と能條氏。

 

「いつもと違うテンションのあーちゃんをここに来たファンの人だけが観られて、きっとみんな喜んでるよ」

 

と生駒氏。ほんと優しいなあ。彼女たちの言葉に絢音氏もきっと救われたでしょう。あたしも自分のことのように嬉しくて、感動して涙が出てきました。唯一観劇することができた公演がこの公演だったことに感謝します。当初は他のチームの公演も観たいと思ってたんですが、「チーム ら」の子達があたしの中でのイメージにフィットしすぎていたから、他のキャストの演技でオーバーライドされたくないので、結果的に今回の1公演だけでよかったです。

 

 

(追記)

 

公演後に更新された絢音氏のブログ。

 

2公演目。 | 乃木坂46 鈴木絢音 公式ブログ
http://blog.nogizaka46.com/ayane.suzuki/2016/05/032250.php

 

じょしらく弐 チームら、2公演目を終えました。
 
今日は創作落語、おキグの皿を披露させていただきました。
古典落語、お菊の皿のパロディです。
 
キグちゃんとして、もっと完璧な落語を披露したかったのですが、悔いが残る結果になってしまいました。
こうしてたくさんのお客さんの前で1人喋りをさせていただく機会は今後ないかもしれませんが、また機会をいただけたら挑戦したいです。
落語、楽しかった!
 
残り3公演も頑張ります。
お越しくださった皆様、ありがとうございました。
 
 
 
明日の握手会もよろしくお願いいたします。
 
鈴木絢音


はぁ、絢音さん、大好きです。