04/20 小川麻琴 舞台『ブレッチリーの啼かない鵞鳥たち』 | ふたつでじゅうぶんですよ

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アイドルとダムと炭水化物。ライヴは見るより参加したい。

 電動夏子安置システムの舞台「ブレッチリーの啼かない鵞鳥たち」(@ 下北沢 駅前劇場)を観劇しました。小川麻琴さんが1年ぶりぐらいに表舞台に帰ってきました。「なんでこのタイミング!?」とか「そもそもまこっちゃん何やってんの?」などと思うこともありましたが、とりあえず行ってから考えよう、のいつものスタンスですね。

 暗号解読機『ミネルバ』を人工知能にしてしまおうという話(雑) 研究所に他国のスパイがいるとかいないとかで、スパイを探してみたり。研究所内で恋愛が禁止であるにもかかわらず、イニシャル「S.A.」と書かれたラブレターが見つかり、誰が犯人(?)なのか探ってみたり。人工知能とは名ばかりで、端末から入力した会話に対して、別室にいる人間が事前に用意された会話パターンを返すという、詐欺っぽいもの。しかし、それにナチュラルに騙される人もいて――そもそも開発者すらも完成したと勘違いしていたわけで――、笑いが絶えない内容になっていました。最終的には小川麻琴さんが旧ソ連のスパイってことでよかったのかな。こういうアタマを使う部分がある部隊は2回ぐらいは観劇したいところでした。そうそう、モーニング娘。のネタももれなく組み込まれてました。いつもと同じような感じで←
 フライヤーの『アラン・チューリング』、『エニグマ』というワードを見て、Uボート的な映画を思い浮かべ楽しそうな予感しかないのと同時に、その手の背景を知らない人たちにも楽しめるのだろうか、と余計なお世話を焼いてみたり。まあでも上に書いたとおり、何も知らなくても楽しめる内容に仕上がっていました。

 ひさびさにステージに立つ小川麻琴さんは美人なお義姉さんであり、1年前となんも変わっていなかったです。今後もぼちぼちステージに立つお仕事をしてくれると嬉しいです。ってゆーか、貴女は普段なにしてんだよ?!(笑)