休暇を無理やり作り、二泊三日の山梨旅行へ行ってきました

2016年の前半戦を駆け抜けた自分たちへのご褒美

いつも素敵な思いをさせてもらっているので、しょっちゅうご褒美をもらっている感じなのですが

そして心魂であちこち行ってはいたものの自分たちの旅行は初めてだったので、この旅は新婚旅行だったと後から気付きました(笑)
前日まで足柄に行っていたので、3日連続の海老名サービスエリア。
初日は昇仙峡へ。
昇仙峡とはなんぞや?という方はこちら↓
川の流れに癒されます。
…と、その前にお昼ご飯。
山梨と言えばほうとう!
岩魚の塩焼き
お花の名前が分からず、真似してみる。
ワインを試飲したり、大きな水晶を拝んだり。この辺りは昔、水晶の産地だったそうで今もたくさんのお店が石を売っていました。
途中、商店の軒先に座っていた90歳超えてる??くらいのお年のおばあちゃんに出会いました。
何を売りつける訳でもなく、「良かったら写真見て行って〜」と大きく引き伸ばした四季折々の写真が入ったファイルを見せてくれました。
「おばあちゃんが作ったの」と、写真を一枚一枚めくりながら昔の事や土地の色んなお話をしてくれました。
ほとんど山梨から出た事がないそうです。
本当にこの土地を愛して大切にしているんだな〜と心が温かくなりました。
おばあちゃんのお勧めは秋の紅葉の頃!
またその頃にいつか来たいです

そしてロープウェイのゆめちゃんに乗って上の方まで。
この時、雷が鳴っていてロープウェイ乗り場が3回くらい停電していました。
ロープウェイも止まっていたそうですが、その後わたしたちが乗っていた時は止まりませんでした
その後、一度麓に戻り、4時間くらい傘をさしながら川沿いをハイキング。

前日の足柄の方が富士山見えましたが(笑)
空気が美味しい。
巨峰ソフトも美味しい。
鯉も美味し……いえ、食べません。
ロープウェイ乗り場で飼われている金の鯉さんたち。
この真ん中の大きい子、他のと種類が違うみたいで犬みたいな顔してて可愛いの!
からしちゃん。と呼ばれてました。
オットセイ岩、らくだ岩、猫岩、などなど。かなり想像力を豊かに働かせました(笑)

可愛い〜



どこに行っても動物と戯れるのは変わりません

これ、上の大きな岩と下の岩はくっついてないんですよー。
凄いなぁ。不思議。
そしてゴールの仙娥滝に到着!いや〜、山道だとそんなに疲れないのだけどアスファルトを歩き続けたからか疲れた〜

でも達成感!

さっきのおばあちゃんのお話で、「戦時中は沢山の人がこの滝の上から身投げしたんだよ」というのも思い出しましたが…
そんな時代を経ての今なのですね。


大自然の中にぽつんといると、本当に自分の存在の小ささや日頃の狭くなっている思考を思い知らされます。
この岩たちはずーっとずーっと昔からそこにあって、これからも何か大きな天変地異でもない限りそこにいるのでしょう。
都内に戻ってせかせか働いている今も、あの岩たちはそこにいる。動物や草木が生きている。
とても大きな力と静かさを感じられるハイキングでした。
そしてとても大切な時間、思い出となりました。
その後、無事に車に戻り、甲府のホテルへチェックイン。
そしてホテル近くの居酒屋さんをネットで探し、行ってみると…
美味しいお料理の数々


そしたらカウンターの隣にいたおじさまと日本酒談義になり、なかなか手に入らないという日本酒をご馳走してくれました

奥様とこちらのお店を始めて30年。
お店に定休日はなく、今年に入ってからまだ1日もお休みを取らずに毎日営業しているそうです。
昨年は年間で6日程しか休んでいないのだとか

そのお休みで青森のねぶた祭りと秋田の竿灯祭りを見に行ったそうで、要はのんびりする1日なんてないということですよね。
恐れ入ります。。。
でも楽しいから全然辛くないんですって!
なんだかとてもシンプルに、今ある幸せを日々楽しみながら生きている、そんな素敵なご夫婦でした

わたしも好きな事しているんだから、忙しくても何でも日々有り難みを感じながら頑張らなくっちゃ!

帰り際、それまで全く話してなかった座敷のお客さんたちとも何故か一緒に写真を撮ったりして(笑)
お母さんもマスターもお客さんたちもとっても良い方たちでした

心もお腹も満たされました

近くに来たらまた必ず寄りたい素敵なお店です!
住宅街の中にぽつんとありますが、是非甲府に行った時には足を運んでみてください

【居酒や 曜】
良い1日でした

2日目へ続く♪
Shiho
