「僕は・・・あなたの事が好きです・・・」
言うつもりがなかったのに、告げてしまいました。
告げる事でどんな展開を望むのか・・・自分でも解りませんでした。
ただ愛を伝えたい。自分の気持ちを知ってて欲しい。
純粋にそんな事を感じていたのは事実です。ガラにもなく・・・(笑)。
「すいません。本当に申し訳ないです」
『ナンで?ナンで誤るんですかッ?』
少し驚きながらも、意外にしっかりとしているハルカ。
「いや、婚約してる方にこんな事を言ってしまって」
「それに僕はハルカさんとこれ以上の関係を望んで愛を伝えているわけじゃなくて」
「ただ、本当に好きになってしまって、それで胸が苦しくて・・・」
「すいません。下心がないって言っておきながら・・・」
無責任な自分の告白にさっきまでの情熱は消え、心まで次第にションボリとなる。
猫背気味になりながら3本目のタバコを咥え、ライターに火を灯した時。
『私もですよ・・・』
消え入りそうな声でそう呟くハルカ。
「エ・・・?何が・・・ですか?」
ノドが擦れてうまく言葉が出ない。
『そんなん言ったら。私も下心ありました」
無心でタバコを吸い込み、深く煙を吐く。無言でハルカの言葉を促す。
『野武士さんだけが悪いんじゃなく、私が一番悪いんです』
『私がハッキリせんと、今日もココに来てしまってるんですから』
『だから下心あるのは私もです・・・』
下心・・・。
何気に使っていた言葉の意味を今更ながら知りたいと願いました。
そしてハルカの言葉の真意を知りたくて、でも知ったところで何が変わるのか。
今まで期待する事さえ自分の中で許していなかった事を問いただす。
「僕の事、好き・・・ですか?」
『・・・ハィ。どぅやら、そぅみたいです・・・』
(ハ~・・・。そうか・・・。そうですか・・・)
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・そうですか・・・」 何となく微妙な感情で、思いを言葉に出す。
もちろん嬉しい。自分も相手の事も考えず、ただ単純に相思相愛で嬉しい。
でも普通の結婚が決まっている女の子をたぶらかして、幸せをオモチャにしてる。
そんな幸福感と罪悪感で胸が更に痛くなる。
だって好きって言ってもらえると思ってなかったですからね。
「でも、婚約者はどうするんですか?」
『ハ~・・・、どうしましょう・・・』
「どう・・・どうしましょうってっ」
『どうしたいですか?・・・』
“どうしたい”…。恐らくこの質問からただの遊びではなく、
ハルカを自分のモノにする為には結婚するしかないと思い始めていました。
「どうしたいって・・・。次の言葉はいい加減な気持ちでは言えません」
「だから愛しているとは言いましたが、次の言葉はしばらく待って下さい」
この頃には酔いもドキドキも消えうせ、いきなりギリギリな感じになっていました。
というより、ハルカにそう持っていかれていたのかもしれません。
『そうですよね・・・。でも辞めておくなら今のウチですよ・・・』
『だって結構、野武士さんの事スキみたいですから』
ウ~ン、今思うとかなり子悪魔ですね・・・(笑)。
でもこの時は ( 俺が何とかせなアカン! ) とか考えてました(苦笑)
「それも含めて考えさせて下さい!」
『ハ~イ』
完璧にリスクヘッジをしていたつもりが、逆にコロっとリスクを背負わされた感じになり、
しかし、そんなセコい事は考えたくなくて、終電近くになったその夜を終わらせる事にしました。
「じゃーもう遅いんで、帰りましょか・・・」
『ハ~イ』
この“ハ~イ”が、この時はかなり可愛かったんですよ(笑)。
今聞くと、ちょっとムカッときますが・・・(苦笑)。
後悔と新しい事が始まる期待を胸にトボトボ駅まで歩く途中、
ハルカが、ハルカらしいのか、ハルカらしくないのか、解らない言葉を僕に向ける。
『この後って、俺の部屋に来いよって、誘わないんですか?』
(エ~???) (エ~???) (エ~???) (エ~???)
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いつもペタをくれる方。続きを楽しみにしてくれている方。
本当にいつもありがとうございます。
なかなか更新が出来ず、いつも申し訳ない気持ちでペタ帳を拝見しています。
実は自分の仕事で最近独立し、そっちのブログ更新がメインになってしまって。
HPコラムの更新に社長ブログの更新、
後は仕事と夜の付き合いとで、ちょっとオーバーワーク気味になってまして・・・。
まぁ、ただの言い訳ですね。
このハルカとの恋愛もすごく思い出に残っていて、
ブログ更新をする度に過去をなぞる感覚が好きで、何とかリズミカルな更新を考えています。
ですから今回のように少し間が空いても、必ず更新はしていくので、
お付き合い頂ける方は今後も宜しくお願い致します。
では明日は朝イチからゴルフなので、もういい加減寝ます(笑)。
次回の更新を楽しみに待っていて下さい。
そんな皆さんの期待とペタだけが、僕のブログの原動力です。
本当にいつもありがとうございます。
では、おやすみなさい。
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