その昔、僕は岡久さんに「シュナイダープロペラ」の存在を教えて頂きました。約30年前の話です。
「いつか作ってみたいなぁ」と思いました。
田並さんのスプリンガータグ(自作シュナイダー×2基搭載)を見せて頂いたのが約10年前。
ケイタさんの実験船(自作シュナイダー×4基搭載)を見せて頂いたのは、その翌年でした。
このままでは一生作らないかも・・・僕の開発はなんと遅いことでしょう。(恥)
さて、ケイタさんの遺作となってしまったシュナイダー船が我が家にあるので観察です。
当時、まだ珍しかった3Dプリンタで試作を重ねてユニットを造形し、得意のマイコン制御で4基のバランスを取ろうと画策していました。
研究が進んで実験船のお披露目をしたところで、残念なことにご本人は空の向こうに旅立ってしまいました。
本船は紫外線硬化で樹脂がパラパラになっていますが、シュナイダー機構の動作と開発の方向性は確認できます。
回転部分にはフォトセンサーが付けられ(ガバナー)回転差をマイコンで制御しているようです。
僕にはマイコンのことは分かりませんが、楽しく研究開発をされていたことが伝わってきます。
船の底
プロペラピッチ0°:水流は発生しない
この角度だけ外に向かって水流が発生する
では、シュナイダーを分解して機構を観察してみましょう。
外筒が船から外せないので中だけです。
一般的に機関の上の方にあるスワッシュプレートが見当たりません。
どんどん分解していくとスワッシュプレートが一番下にありました。
「う~ん、なるほど」
これは独特です。
ややこしい機構をブロック化して整備性を上げる努力をしていたようです。
ただ、当時の3Dプリンタで製作した部品同士のガタを抑えきれず、関節がジンバルロックを起こして不調だったと・・・
無難に纏めるならラジコンヘリと同じく軸を傾けても滑らかに動作するスワッシュプレートが必要です。
勉強になりました。
実験中のユニットを分解することで大変勉強になりました。
同じ方向で開発をしたなら半年は時短できたと思います。
ケイタさんが亡くなっても、ケイタさんの影響が残っていることに感謝です!



































































































