春風亭小朝・蝶花楼桃花 親子会(R6.01.02)。 | 【 モヤトリアムな毎日 】

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伝承ホール新春落語会 春風亭小朝・蝶花楼桃花 親子会
令和6年1月2日(火)
渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール

桂文雀「うばすて山」
春風亭小朝「一豊と千代」
柳貴家雪之介
蝶花楼桃花「転宅」


 新年1月2日は「伝承ホール新春落語会」へ。
 渋谷区文化総合センター大和田、初めてだったけどスゴく大きな建物!


 小朝さんと桃花さんの親子会。


 中も広くて立派な施設!
 両サイドに桟敷席もあるの良き。


 入場時に干支飴をもらいました。

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 開口一番は桂文雀さんの「うばすて山」。
 調べたところ、文雀さんは元小朝さん門下だったそうで、またこの日の演目に選んだ「うばすて山」は菊池寛原作の話を小朝さんが落語にまとめたんだとか。
 となるとこの日この演目をかけたのはなかなかアツいことなのでは…!

 続いては小朝さん。
 時事的な事柄から生活の知恵、モテる女子の秘訣まで、流れるような小噺の数々に時折挟むユーモアと絶妙な間がスゴい。終始面白おかしく、まさにテレビで培われたテンポ感なんじゃないかという疾走感!
 噺の方は秀吉に仕えた山内一豊と、その妻・千代の内助の功を描いたストーリー。流暢な滑舌でバーッとまくし立てる中でしっかり惹きつけられ、クライマックスで流れるMISIAに笑い、最後はマクラで触れたモテる女性の所作をしっかり伏線回収。見事な鮮やかさ!

 仲入りを挟んで、柳貴家雪之介さんの水戸大神楽は出刃包丁を用いた皿回しをはじめドキドキハラハラな曲芸のオンパレードで見応え抜群。

 トリを飾るのは桃花さん。
 「転宅」は昨夏の独演会でも聴いたけれど、その独演会の1本目から始まって年の瀬の鈴本中席では土曜日曜と3回連続で「宗論」ばかり聴いてきたのでまだマシな方。
 改めて、間抜けな泥棒と、艶と芯を持ち合わせた妾のお菊、この両者の演じ分けがさすが上手く、サゲまで飽きることなく一気に駆け抜けたカンジ。


渋谷桜丘の再開発エリアを抜けてJRの駅改札へ向かう途中にチラッと見えたモヤイ像が何故か…


SPY×FAMILYの「アーニャ」コス笑
楽しい"おでけけ"でした。


yh馬