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964 makes me happy

試験運転中

 「大人のやり直し学習 英語」を始めてから今年で10年の節目を迎えます。

 

 思い返せば、それは自分がいよいよ「中年期」を迎えるにあたり、言いようもない不安とか無力感からくる焦りをなんとか胡麻化そうとしたのがきっかけでした。

 

 何度もこちらに書いていますが、とにかく私の人生、人に誇れることは全く無し。 

 根性無し・ヤル気無しの人生です。

 太宰治の言葉を借りれば、「恥の多い人生を…」と言うべきか。

 今後もヒトの親になることは無さそうだし、それならいっそ、自分の人生を思いっきり我がままに(できる範囲で)生きてもいいだろう?という考えが降って湧いてきました。

 

 そして自分のそれまでの人生を振り返った時、「高校の頃、英検二級に二度挑戦して、二度とも不合格だったな。予備校に行って、受験用英語だけを勉強してセンター試験でそこそこの点数が取れたから、もしかしたらもう一度受験すれば、『三度目の正直』で合格できたかもしれない」と負け惜しみにも似た感情が蘇って来たので、よしこれだ!と。

 

 その後の経緯は、ここにたくさん書いてきました。

 

 結果論になりますが、私のこの思い付きは「中年の危機」と呼ばれる感情のゆらぎを穏やかに吸収するのに効果的だったようです。

 「忘れ物を取りに帰る」という表現を使って、過去に満たされなかったことを補完することをやってきましたが、我ながらいい道を選んだと思ってます。

 たまたまかもしれませんが、私はラッキーでした。

 

 今後も大人のやり直し学習は続けますし、薄い青年期を過ごしてきた反動を受けて濃い中年期を過ごしておりますが、これからも自分ができる範囲で、家族に迷惑のかからない範囲で、この濃い時期を生きていきたいと思ってます。 

 

 新しい年が始まりました。

 今年の抱負・目標をここに掲げておきます。

 

 【平泳ぎを身に着ける】

 三年前から水泳教室に通い始め、全くのカナヅチ→クロール→背泳ぎ→バタフライ→ と、ここまで三つの泳法を学んできましたが、昨年末から平泳ぎの練習を始めました。

 平泳ぎはとにかく足の動かし方が難しい…。

 先生が「あまり平泳ぎばかりすると、腰を痛めるので少しずつ行きましょう」と言われるので約一時間のレッスンでも10分程度しかやりませんが、別に今からオリンピック選手を目指すわけではないので。

 あくまでマイペースで参ります。

 今年中に何とか形にできればいいなと思ってます。

 残りの三泳法もより無駄なく美しいフォームで泳げるよう頑張ります。

 

 

 【超・基礎ドイツ語の基礎固め】

 英語学習の助け、学生時代のリベンジ、放送大学のリベンジ…といくつかの理由があっての超・基礎ドイツ語の学習。

 NHKラジオ講座の「まいにちドイツ語」を聴き続けて、なんとなくボンヤリと姿が見えてきたように思えます。

 英語のように実用性を求めての学習はしませんが、簡単な文章とかをスラスラ読めるようになると世界が広がるかもしれません。

 余力があれば、独検に挑戦するかもしれません。

 

 

 【活きてる英語をよりもっと】

 英語に関してはいつの間にか勉強の枠を超えて、日常の一部になっているような気がします。

 海外(英語圏)のニュース速報を日本の通信社が翻訳する前にその情報を手に入れられる、というのは便利です。

 昨年だと、トランプさんの暗殺未遂事件とか韓国の戒厳令騒動などBBCのニュースアプリでさっさと知りました。

 その反面、英検とTOEICからはすっかり距離を置いてしまったので、学問・受験科目としての英語力はダダ下がりしているかもしれません。

 スピーキングに関しては相変わらずブロークンなままなので、ここをどうにかしたいところなのですが、さて、どうしたものか…。

 

 

 【健康とエンディングノート】

 毎年言及していますが、やっぱり健康の維持が全てです。

 今年はいよいよ私もこの世に生を受けて50年。

 半世紀ですよ。

 まさか自分がこんな年まで生きるとは…。

 

 昔々、青かったころ、当時付き合ってた人と「30歳寿命説」なんて話をしてたのは一体何だったのか…。

 ちなみに風の便りによれば、その人も今はすっかりオジサンになって地域のために頑張っているそう。

 

 自分の時間があと何年残っているのか分かりませんが、最後まで自分らしさを失わずに全うしたいものです。

 

 そうそう、キリのいい年齢になったので、「エンディングノート」を準備しておきましょう。

 「エンディング」という名称がちょっと縁起でもないのですが、昔、相続の仕事をしたときに、エンディングノートもしくは、遺言書を記していなかったがばっかりに、その手続きが壮大なことになってしまい…という場面に出くわしまして、それらの文書・書面の重要さを身に染みたことがありました。

 

 

 最後に、

 当ブログは相変わらずの低空飛行を続けておりますが、このペースのまま細々と続けてまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

 毎年恒例、我が家の重大ニュースです。

 

 【その一 青兵衛、虹の橋を渡る】

 11月末、アヲがクロの元へ旅立ちました。14歳でした。

 心臓病を患って大手術を受け、最晩年はクッシング症候群という病を得てしまいましたが、それでも天寿を全うしてくれたと思います。

 最後の最後まであまり私の手を煩わせることなく、本当にお利口さんな息子でした。

 若い頃はかなりやんちゃでしたけど、それも今となってはいい思い出です。

 

 今頃、双子の兄・玄兵衛と向こうで走り回っているのではないでしょうか。

 私が行ったときに、ちゃんと迎えに来てくれるといいのですが…。

 

 【その二 シンガポール旅行】

 人生二度目の海外旅行はシンガポールでした。

 これについては既にこちらでご報告済みですね。

 ちょっと不完全燃焼感が強いので、もう一度行ってみたいです。

 

 【その三 ターボくん】

 旦那の終の車、911ターボがやってきました。

 さすがに中古ですけど、ほぼ新車同様の逸品です。

 本当は私も乗り回したいのですが、実は数えるほどしか運転してません。

 来年こそはこの車で遠出したいですね。

 

 【その四 本物の学生さんになる】

 放送大学の全科履修生になりました。

 つまり卒業を目指す、ということです。

 昨年度まではユルユルと楽しむレベルでしたが、本物の学生さんになった以上、かつてのアホ学生の汚名を返上すべく真面目に学生をやっております。

 

 さて、来年はどうなることやら?

 実は年が明けた後、ある事業?が控えております。稼業に関することです。

 旦那の尽力があっての結果、ようやく決着がついた件です。