66回目。Ji先生。
いい先生だと思うけれど、何故か印象が薄くてあまりレッスンの記憶がない。
67回目。いつものR先生。
数日前、体調不良で彼女のレッスンがキャンセルになったので、その後の様子が気になって予約を入れた。
「体調はどう?」と聞くとすっかり気を良くしたR先生。
すると、レッスンはそっちのけで「セブ旅行の話はどうなった?お金は貯まった?」と例の話を蒸し返してきた。
挙句の果てには成田~セブ間の飛行機を検索し始める始末。
「セブは物価は安いし、LCCを使えば大丈夫よ!」とノリノリのR先生。
「いや…、だから…、そういうことじゃなくて…」と言いたいのだが、その場の雰囲気を悪くしたくないし、そもそもどう言っていいのか分からないので苦笑いをするしかない。
う~ん、こういうところが日本人の悪いところなのかもしれない。
分かっているんだけど。
この調子だと、今日はまともにレッスンはしてくれないだろうからと、諦めた私。
セブを特集した雑誌を見せると、これが火に油を注ぐ結果に。
なにやってんだ、私。(笑)
セブに行きたい気持ちに嘘はない。
しかし現実問題として、セブ行きの可能性は現時点ではゼロ。
理由はいろいろあるけどR先生に言う必要は無いだろう。
(一番は旦那の理解が得られないこと。旦那はフィリピンのことをあまりよく思っていない)
ただ、いつかはハッキリと「今の状態でセブ行きは考えられない」と言わねばならないだろう。
そうそう「空気を読む」のは日本人が変態だから出来る技であって、外国人にその変態技は通用するはずないのだから。
彼女はとてもいい先生なので定期的にレッスンを受けたいと思ってる。
だからこそ、ハッキリと私の気持ちを伝えねば。
68回目。久しぶりの人魚姫先生。男性だけど。
長らく続けてきた実践英会話コースの最後のまとめテストの回。
レッスンで学んだ会話文がきちんと定着しているかどうか確認する回なので、先生によっては本当にテストのように淡々と進めていって、時間が余ったらフィードバックに充てて締めてくれた。
しかし人魚姫先生は通常のレッスン同様に「他の表現方法はありますか?あなたなりに答えて!」とマイペース。
「いや…、テストなのに…、時間内にテスト終わらないよ…」と時計の針が気になる私のことなどそっちのけ。
しかしフィリピーノの、この細かいことに囚われない自由奔放さは英語学習に限ってはアリかもしれない、と思うようになった私。
そう英会話レッスンは学校の勉強ではないのだから。
期限内にレッスンを終わらせるのが目的ではなく、少しでも多くの時間、英語に触れることが大事なこと。
英検やTOEICとも違っていい点数を取る必要だってない。
どうせあくせくしたって、そう簡単に英語が身に付くわけないのだから、気楽に構えていた方がいい。
楽器と同じく語学は一旦始めたらエンドレスの世界だ。
結局、テストは時間内に終わらず、「この続きは、次の先生に引き継がれるからね!」と陽気な人魚姫先生。
決して先生のレッスンスタイルは嫌いでは無いので、続きもまた人魚姫先生に予約を入れた。
もうこうなったら、とことん人魚姫先生に付いてってみよう!