大接近プレミアムツアー その8 | 964 makes me happy

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 いよいよ旅の最終目的地・橿原神宮に向かいます。
 「遥か4」においては大団円エンド他、いくつかのルートの最後の舞台になります。
 忍人さんに至っては最期、という…。

 大神さんでは何とか持っていた雨も橿原に着いたあたりでポツポツと降ってきました。
 まるで忍人さんの悲報を受けて悲嘆にくれる主人公・千尋の涙、もしくプレイヤーの神子さまの涙が時空を超えてきたようです。
 ただ、神子さまの中には忍人ルートの結末に納得がいかないのか、アマゾンのレビューでは呪詛めいた言葉も飛び交い、「ここは浄化が必要だな」と思ったものです。
 ゲームに入れ込むこと、キャラを愛することは結構ですが思いが強すぎるのは紙一重ですね…。

 ま、ここで降った雨は純粋な神子の涙、と解釈しておきましょう。

イメージ 1

 橿原神宮は明治以降に造られ、国家神道の元で気合を入れて整備された神社でしたっけ?
 感覚的には宮崎神宮と同類だな~と。(祭神は神武さんですし) 
 ただこちらは皇族の参詣が多い分、投入されるお金・全国から寄せられる寄付の規模が違うんだろうな~と境内を眺めておりました。 

イメージ 2

 気合の入った神社ではそう珍しくもない回廊。
 でも、神子さまの目にはそうは映りませんよね?
 皆さん、一斉にカメラやスマホを向けます。
 もちろん、頭の中に浮かぶシーンは一択でしょう。
 桜の季節でなくて良かったですよ。
 もし、桜の花びらでも舞おうものならここで号泣してしまう神子が続出したかもしれません。

 一方、不真面目な神子である私は「しまった~、人造人間17号のフィギュアを持ってくればよかった!」と後悔しました。
 雨模様の中、参拝者は少なめです。
 私の怪しい動きも目立ちはしないでしょう。
 中途半端になっている「遥か4の舞台を訪ねる旅」の続編を書くためにも17号のフィギュアは必要でした…。
 (近いうち、阿蘇あたりに行きたいですね)

 濃密だった「遥かプレミアムツアー」。
 時空を超えてあちこち巡りましたが、近鉄奈良駅にて現実に戻ります。
 この後、伏見稲荷などを巡るオプショナルツアーも組まれていたようですが、私は飛行機の時間があるのでここで終了です。

 ところで、私が車で一泊程度の温泉旅行に出かけるときには、不測の事態が発生しても柔軟に対応できるようにユルユルなスケジュールにしています。
 その感覚に慣れ切ったせいか、今回の旅はかなりのハードスケジュールに感じました。
 移動距離が長いのは構わないのですが、移動が多いのならトイレ休憩の回数・時間をたっぷりとって欲しかったです。
 トイレ休憩と言っても、毎度、トイレに行くわけではありませんよ。
 乗り物酔いに不安のある人間としては、定期的に新鮮な空気に触れて、体を動かして気分転換を図りたくなるもんなんです。
 最悪はトイレに駆け込んで戻すなんてことも含めて…。
 行程を企画したのがコーエーなのか、旅行代理店なのか分かりませんが、企画者は車酔いの経験のなかった人でしょう。

 このタイトな行程と二日間、緊張・興奮しっぱなしだった私は旅から戻ってから一週間ほどダウンしてました。
 九州はずっと梅雨空だったのも影響したのかもしれません。
 それと引き換えに素晴らしいものを頂くことが出来た旅でもあったので、プラスマイナスゼロですね。
 いやいや、プラスの方が大きかったですよ!!