湯田温泉を訪れたのは初めてでしたが、旦那は自衛隊時代に一度あるそうです。
というか、山口市内に温泉地があることすら知りませんでした。
泊まった旅館は明治維新の志士にゆかりがあるとのこと。
幕末好きにはたまらないのでしょうが、私は関心が無いので…。
旅館の前にはモダンな医院のような建物がありましたが、それが中原中也記念館であることは後々に知りました。
中也の実家は長州藩のお医者さんの家でしたっけ?
中也のことは「太宰治をいじめた人」との印象が強くて、それ以上のものがありません。
(中也ファンの人、ごめんなさい)
つい最近、「中也ゆかりの湯田温泉の旅館が破産した」とのニュースを聞きましたが、正直、湯田温泉は…。
道後温泉の元気な様子と比べると、かなりの差がありました。
佐賀の嬉野温泉も元気がありませんが、湯田温泉はもっと…。
何かしらの対策を講じなきゃ、さらに厳しさが募るのではないでしょうか?

関門海峡を越えて、久しぶりに九州に戻ります。
壇ノ浦SAは改修工事を行っていました。
旦那はまたもや下心を持って関門海峡をしばらく眺めておりましたが、呉でさんざん護衛艦は見たでしょ!!
帰りはあちこちのSAやPAに立ち寄って連休の旅人気分を満喫します。
どこへ行っても、人・人・人。
でも、この時期に観光客がいなくてどうします???
皆さん、たくさん経済活動を行うことが大事なんですよね。

旅の締めは日田温泉です。
日田もどちらかと言えば、鄙びた温泉地ですけど、頑張って盛り上げようという姿勢が見えますね。
そう言えば、今回の旅行ではアジア系外国人の姿は道後以外で見かけることはありませんでした。
日田を含め、九州の温泉地では必ず中国・韓国からの客と遭遇するのですが、中国語も朝鮮語も耳にすることはありませんでした。
日本人も旅に出る余裕のある人が増えたのでしょう。
じわじわかもしれませんが、景気はそこそこ持ち直しているのかもしれません。
「今回の旅行は海軍・海上自衛隊の旅だったね」
「そうだね~、あのリュックはいい買い物だったよ~」
と、帰りの道中「てつのくじら館」で買い求めた海自仕様のリュックのことで話が盛り上がります。
「次、四国に行くときは、このリュックを担いで行くよ。そして『歩き遍路』にも挑戦しよう!」と、来年の旅は本気でお遍路さんになるという旦那。
さ、それはどうかな???
来年は来年。
家に着けば、日常が待ってます。
日常があるから、非日常である旅を満喫できるというもの。
さ、また明日から日々、頑張らなきゃ!!