台風が接近しているという割には非常にいいお天気だったので、思い立ってドライブに行くことにしました。
私の愛車も日頃、町乗りばかりで少々ダレているので、たまにはエンジンを吹かしてあげたいと思ってましたし…。
しかしドライブに行くにしても、すでに時計は12時を指していたので、近場で済ませることに。
で、行ってきたのは高千穂。
昔は、涼を求めて高千穂峡へソーメンを食べに行くという定番ルートがあったのですが…。(今でもソーメンは食べられるんだろうか?)
今はきっと、観光客が多すぎてくつろげないんでしょうね…。残念。

今回、いつも阿蘇に向かうのに通りすがってしまう上野地区を目的地に設定しました。
昭和44年に高千穂町に編入されるまでは上野村だったそうで、なんとなく面影が残っているような土地だと感じました。
(高千穂とはちょっと空気が違うというか、どちらかと言えばすでに阿蘇みたいな感じが…)
国道325号を阿蘇方面に走らせると、左手に朱色の橋が掛っている神社があります。
ぱっと見、普通に田舎の神社のようですが…。

通るたびにこの「朱色」の橋が気になって気になってしょうがなかったので、どんな神社なのか立ち寄ることにしました。
「朱色」なので、きっと八幡さんが祀られているんだろうと思っていたのですが…。

い、出雲大社教ですか???

この神社は高千穂の「出雲大社」でした。
でも、高千穂で出雲大社って…。
色々、突っ込みどころが満載で、いっぱいある石碑の銘なんかも観て回りたかったのですが、草が生い茂って虫に刺されそうなので、今回はパスです。
(俳人の句碑みたいなのも確認できますが、上野地区出身の俳人っていたっけ???)
朱色の橋はコンクリート製ですが、「昭和30年」と記されていました。
その昔は木造だったんでしょうね。

神社の脇には五ヶ瀬川の支流が流れてます。
これがなかなかの清流で、非常にすがすがしい気分になれます。
何も考えずにシャッターを切ってしまったのですが、もう少し、構図やピントをしっかり合わせて撮影すべきだと思いました。

今日の高千穂は32度だったので、なんだか水浴びをしたい気分になりました。
高千穂の夏は結構、暑いです。
さて、「出雲大社」を後にして、次に向かったのはお寺。
今度は阿蘇方面に向かって右手にあります。

鐘つき堂が非常に立派なので、じっくりと観察したかったのですが、ちょうど、お葬式の真っ最中だったので、自重することにしました。
手前に写っている灯篭には「安政」の銘が確認できました。
曹洞宗のお寺のようですが、また、機会を改めて訪れることにしましょうか…。
意外な発見ができたドライブとなりました。