1960末~1970はじめ: エッシャーがアメリカをはじめとして世界中の若者や知識人の間に人気を集めだす。
1959年
- 1975年
: ベトナム戦争の影響でアメリカヒッピーが共鳴した。
1976: 「エッシャー 数学的魔術の世界」画集発刊
黒澤明監督の資料をデジタル化。約2万点をネットで無料公開
黒澤プロダクションと龍谷大学は26日、黒澤明監督の創作ノートや映画台本などを閲覧できる「黒澤デジタルアーカイブ」を公開した。利用は無料。 黒澤明監督に関連する資料のデジタルアーカイブ化は、黒澤プロダクションと龍谷大学が2005年3月より取り組んできた。今回、映画台本や写真、創作ノート、直筆メモなど、2万7431点のデジタルアーカイブ化が完了し、このうち約2万点をインターネット上で公開した。
これはすごい。
日経に七人の侍の直筆メモの写真があったが、
黒沢監督もこんな風に絵コンテを作っていたというのに感動。
天才のイメージ作りの舞台裏を少しでも見せてもらえるのは貴重だ。
- エッシャーの宇宙/ブルーノ・エルンスト
- ¥3,150
- Amazon.co.jp
2年前にエッシャー展で買った本。
買ってからしっかり読んでいなかったが今ようやく読んでいる。
結構高かったのになーもったいなかったな。今読んでるからいいけど。
詳細はこちら。
で、そんななか、月に関する記述を発見。
エッシャー曰く
「月というのは、大多数の人のもつ驚きの不在、つまり無感動の象徴のように思う。
空に浮かぶ月を見てもいまさら誰も驚かない。
ただ、レオナルド・ダ・ビンチは言っている。
『月よ、重く、緻密なる月よ、健在なりしや』」と。
驚きを忘れるな、ということ。
まさにこの「Mooving Planet 惑星ブログ」とはそんなブログでありたい。
村上春樹の最新作が本日発売されたらしい。
新聞で見て知ったが、なかなか興味をそそる、見せ方。ジョージオーウェルが1948年に書いた1984年を描いた近未来小説。
1Q84は2009年から1984年の架空の過去を描いた作品らしい。
やばい、この設定だけでもう読みたくてしょうがない(笑)
発売日までまったくあらすじがあかされていなかったみたいで
以下の記事がウォーカーにでていた。
謎だらけ!村上春樹の最新作「1Q84」と村上春樹。 その最新作「1Q84(いちきゅうはちよん)」(2冊同時刊、各1890円)が5/29(金)に新潮社から発売される。
公式HPはこちら
高いけどじっくり読みたい作品だ。
- 1Q84(1)/村上春樹
- ¥1,890
- Amazon.co.jp
伊坂幸太郎の小説が郵便で届くらしい。
「ゆうびん小説」では全6話のうち5話を1話ずつ、読者に郵便で順次届けていく。配送希望者は「本屋大賞」に投票参加する書店で配布されるフリーペーパー 「Love書店!」誌上で募集し、抽選。第1話~第5話を当選者50名(50名×5話分=250名)に発送する。第1話はオリジナルデザインの封筒、原稿 用紙にて09年5月に発送予定だ。また、第1話~第5話に第6話を加え、2010年に単行本を刊行予定という。
伊坂幸太郎の新作「バイバイ、ブラックバード」。太宰治の絶筆「グッド・バイ」に触発され、その構造を借りて作り上げた全6話構成の作品という。
詳細ニュースはこちら
公式はこちら
見てみたら、もう締め切りすぎてたけど、面白い試みだ。
しかし250名は少なすぎる!
もう少し増やしてもいい気がするが。。。
まあ、いずれ単行本で読もうかな。
「ゆうびん小説」では全6話のうち5話を1話ずつ、読者に郵便で順次届けていく。配送希望者は「本屋大賞」に投票参加する書店で配布されるフリーペーパー 「Love書店!」誌上で募集し、抽選。第1話~第5話を当選者50名(50名×5話分=250名)に発送する。第1話はオリジナルデザインの封筒、原稿 用紙にて09年5月に発送予定だ。また、第1話~第5話に第6話を加え、2010年に単行本を刊行予定という。
伊坂幸太郎の新作「バイバイ、ブラックバード」。太宰治の絶筆「グッド・バイ」に触発され、その構造を借りて作り上げた全6話構成の作品という。
詳細ニュースはこちら
公式はこちら
見てみたら、もう締め切りすぎてたけど、面白い試みだ。
しかし250名は少なすぎる!
もう少し増やしてもいい気がするが。。。
まあ、いずれ単行本で読もうかな。
- グッド・バイ (新潮文庫)/太宰 治
- ¥540
- Amazon.co.jp
- 家族八景 (新潮文庫)/筒井 康隆
- ¥460
- Amazon.co.jp
きっかけは
404 Blog Not Found 弾子飼さんの記事 書評 - SF入門用ベストテン
でとりあげられていたため。SFは小、中学生時代に図書館で世界のSFシリーズを読みまくった以降、
音沙汰がなかった。(日本のSFは星真一ぐらいだった)
筒井康隆氏の作品もまったく読んだことがなかったが、
今回初めて読んだ。
で、感想としては
(ここからネタバレ、かな?)
・・・・とんでもない小説である。そして面白い。
とてつもなく面白いが、これを面白いといっていいのか?と自問自答してしまうくらい
人間の心理のいやしさ、醜さがテレパシー能力のある主人公を通して徹底的に書かれている。
テレパスの話といえば、
藤子・F・不二雄氏が
SF短編集で森でどんぐりを拾うとそれによって人の心が聞こえる話を書いていたが
テイストがぜんぜん違う。藤子氏のも好きだけど。
人間は心で思っていることを読むと、そうそう、と共感して気持ちいいという
例で言うと漫画「今日から俺は!」などは本当によく人間心理をつかんでいるな、
と感心するぐらい共感度が高い。
ただ、この「家族八景」で共感するということはどういうことか、
イコール醜い人間なのか??という意味ですこし怖い。
まあ世間一般にある、という意味での共感であるが。
家族八景という題名どおり、8つの家族の下に主人公がお手伝いとして住み込むのだが、
個人的には「無風地帯」「青春讃歌」「日曜画家」が特に面白かった。
この七瀬シリーズは他にも2つあって三部作となっている。
もう二つも読むしかないでしょう。恐ろしくもあり、楽しみでもあり、だ。
- 七瀬ふたたび (新潮文庫)/筒井 康隆
- ¥540
- Amazon.co.jp
- エディプスの恋人 (新潮文庫)/筒井 康隆
- ¥460
- Amazon.co.jp
掛け金を外す前に - 画評 - 家族八景(漫画版) でも紹介されている。
- 家族八景 上巻 (KADOKAWA CHARGE COMICS 16-1)/筒井 康隆
- ¥651
- Amazon.co.jp
- NANASE 1―The Telepathic Wanderers (ヤングマガジンコミックス)/筒井 康隆
- ¥580
- Amazon.co.jp
- 重力ピエロ (新潮文庫)/伊坂 幸太郎
- ¥660
- Amazon.co.jp
伊坂作品の中でこの作品を読んだのは何番目だったろうか。
「魔王」 →「オーディポンの祈り」 →「重力ピエロ」→「ラッシュライフ」
の順番で、3番目だったような気がする。
家族の絆、兄弟の絆、
僕はここまで自分の家族を誇りに思ったり大事にしていただろうか?
と自問自答するとともに、随所にある珠玉のセリフに
電車で読んでいて、思わず目頭が熱くなったりもした作品。
映画化の話を知ったが、
本を読んだのは結構前なので細部のストーリーや肝心な結末など
忘れている。
結末を忘れたまま、映画を見てみてもいいかもしれない。
オフィシャルサイト
ラッシュライフ も映画化されるらしい。
これはこれで、複線同士がどう映像化されるか、
むしろ作る側が楽しそう。
「運命じゃない人」 や「アフタースクール」の内田けんじが監督しても面白いものになるだろう。
アフタースクールは面白くなかったけど。