あふれる才能を遺し、突然この世を去った歌人・萩原慎一郎による「歌集 滑走路」。あとがきを入稿した翌月、32歳の若さで命を絶ち、デビュー作にして遺作となった一冊の歌集が映画化 !非正規、いじめ、過労、キャリア、自死、家族―現代を生きる若い世代が抱える不安や葛藤、それでもなお希望を求めてもがき生きる姿を鮮烈に描き出す本作は2020年11月より全国公開。公開初日が11月20日(金)に決定!場面写真10点一挙解禁!
原作歌集をモチーフにオリジナルストーリーとして紡がれる映画『滑走路』は、監督:大庭功睦×脚本:桑村さや香の俊英コンビのもと、実力派俳優と瑞々しい若手キャストが集結。非正規、いじめ、過労、キャリア、自死、家族―現代を生きる若い世代の誰もが抱える不安や葛藤、それでもなお希望を求めてもがき生きる姿を鮮烈に描き出す。将来への不安を抱える30代後半の切り絵作家・翠役を水川あさみ、雇用者の自殺問題に向き合う25歳の官僚・鷹野役を浅香航大、いじめの標的にされる中学2年生の学級委員長役を寄川歌太が演じる。主題歌はSano ibukiが書き下ろした新曲“紙飛行機”。
予告ではSano ibukiが映画のために書き下ろした主題歌「紙飛行機」の音源が初お披露目!また、原作の「歌集 滑走路」の文庫版と、映画を元に書き下ろされた小説版が9月24日(木)に発売決定。待望の文庫版には、NHK「クローズアップ現代+」で「歌集 滑走路」を激賞した、お笑い芸人・小説家の又吉直樹による解説もあらたに収録。
<書籍発売情報>
■『歌集 滑走路』角川文庫 著者 萩原慎一郎 予価 580円(+税) 2020年9月24日(木)発売
■『小説 滑走路』 原作:萩原慎一郎 小説:藤石波矢 KADOKAWA刊 定価 1600円(+税) 四六判上製単行本 2020年9月24日(木)発売
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STORY
厚生労働省で働く若手官僚の鷹野。彼は激務の中で仕事への理想も失い無力な自分に思い悩んでいた。ある日、陳情に来たNPO団体から非正規雇用が原因で命を絶ったとされる人々のリストを持ち込まれ追及を受ける。そのリストの中から自分と同じ25歳で自死した青年に関心を抱き、その死の理由を調べ始める。
DATA
出演:水川あさみ、浅香航大、寄川歌太、木下渓、池田優斗、吉村界人、染谷将太、水橋研二、坂井真紀
原作:萩原慎一郎「歌集 滑走路」(角川文化振興財団/KADOKAWA刊)
監督:大庭功睦
脚本:桑村さや香
主題歌:Sano ibuki「紙飛行機」(EMI Records / UNIVERSAL MUSIC)
製作:「滑走路」製作委員会、埼玉県/SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ
制作プロダクション:角川大映スタジオ、デジタルSKIPステーション
配給:KADOKAWA
(C)2020「滑走路」製作委員会