2013年11月22日公開
監督:本木克英 出演:玉木宏・高梨臨・木村文乃・時任三郎・倍賞千恵子 他
ラブシーン・・・キスシーンだけあり
グロシーン・・・なし
アクションシーン・・・なし
怖シーン・・・なし
これほど「群像劇」という言葉がピッタリな映画もなかなかないでしょう。クリスマスの東京駅を舞台に、5組の男女が織り成す人間模様が描かれます。1つ1つの物語は基本的には独立していますが、オムニバスではなくて、それぞれが絶妙にリンクしていく感じです。
①気難しい社長(玉木宏)と売れない役者(高梨臨)の最悪な出逢いから始まるラブストーリー。
②ウェディングデザイナー(木村文乃)と宮城の設計士(東出昌大)の遠距離恋愛。
③児童施設で働く女性(市川実和子)とそこで暮らす少女との心の交流。
④余命を宣告され、退職した新幹線の運転士(時任三郎)が、妻(大塚寧々)や子供と向き合っていく家族ドラマ。
⑤好きな人に告白出来ない女性(本田翼)が、バイト先の店長(倍賞千恵子)に49年前の大失恋の話を聞き、変わっていく人間ドラマ。
セリフの言い回しなんかは多少お芝居臭い感はありますが、これだけ人間模様が絡み合うので飽きずに観られます。特に、恋愛モノや家族ドラマが好きな人には、たまらない作品だと思います。
オススメジャンル&オススメ度・・・<デートで観たい>B