【「カール」殿様商売のツケ】
日経新聞2017年6月2日より。
明治は今夏に長寿ブランド「カール」を東日本で販売を終了。ということなので、西日本では継続されます。「それにつけてもおやつはカール!」のフレーズのドンピシャの世代なんですが、チーズよりも、うす味派でした(チーズを食べた後のあの歯にくっついた感じが好きでなかった・・・)
背景にあるのは2つの大きな要因。
①若者層へのブランド構築を怠る
若者たちへのPRをする努力をしている他社とは、対照的にブランド価値を高める努力を怠ったのだそうです。ピークの1990年代に約190億円あった売上が、3分の1まで減少。
明治「ポテトチップスなど競合する菓子に顧客を奪われた」と説明するが、ある菓子メーカーは「明治はカールを
売り込む努力を怠っていた」と指摘する。テレビCMは2014年で終了。POSデータ会社によると、多く購入するのは40代。10〜20代の購入は少ない。SNSでの宣伝をしてこなかったことも要因の1つ。
一方、江崎グリコは「ポッキー」は旬のタレントなどを起用して、若者たちへのブランド認知度を高めています。「11月11日はポッキーの日」というように、努力していますね。
確かに。
②コンビニの台頭
カールが販売された1968年は販売先がスーパーがメインでしたが、コンビニへ。コンビニではシェアトップや2位の売れ筋商品が優先されるため、カールは近年その地位を落とす。セブンイレブンやローソンでは販売されていないそうです。こんなランキングもあります!

http://bolonger-lab.com/3130.html より転載。
ただ少子高齢化で国内の食品市場が縮む中、明治は首位ブランドに経営資源を投入して「選択と集中」を図ったとも言えます。入れ歯にあのチーズがくっつけながら、食べている大人は想像しづらいですしね・・・
確かに決算短信にも、ホームページにも「カール」はどこにも出てきません。明治はチョコレート、ヨーグルト、牛乳、そしてグミがシェアが大きいので、それらの商品に特化しています。
http://www.meiji.com/investor/individual/present.html
カールは50歳の節目でお菓子市場から半ば引退。ある意味長寿ブランドに固執せず、新しいチャレンジをする明治の
今後の業績も注目していきましょう。カール大好きな人は買って応援を!
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