【アリババ経済圏 進化形】
日経新聞2017年5月20日より。
昨日の世界の時価総額ランキングのTOP10をご紹介しましたが、今日はランキング10位の中国のアリババという企業の記事をご紹介。
まず、中国・アリババ集団とは・・・
「1993月創業。企業間電子商取引をサポートするマッチングサイト「阿里巴巴 (Alibaba.com; アリババ・コム)」が多くの会員を集め瞬く間に急成長。2016年、3月期の決算で、傘下のサイトで売り買いされた流通総額は前年比27%増の4850億米ドル (約51.9兆円)だった。米ウォルマート、米コストコ、仏カルフールを上回り、初めて世界最大の小売企業・流通企業となった。」以上、ウィキペディアより。
そんな世界最大の流通総額のアリババ集団のネット通販が
進化。ビッグデータ解析や人工知能(AI)をフル活用。スマホで撮影すると8億個の商品群からお目当ての商品を探し出す
仕組みも導入。
例えば、通販サイト「タオバオ」の画像検索サービスを
使うと、
友達が持っているカバンをスマホで撮影
↓
AIを活用した画像認識システムが写真の商品を認識
↓
8億もの商品群から類似の商品を選択(時間は3〜4秒)
↓
商品の送り先を選択して、購入
もちろん、スマホを使う人なら、どんな人でも対象ですが、スマホ世代の若者にとっては、目の前にある欲しいものにスマホをかざせば、商品がカンタンに買えてしまうサービス。
好業績の理由
2017年3月
売上高 1582億元(約2兆6000億円)前期比65%増
営業利益 480億元(約7680億円)
売上高営業利益率 30.3%
売上高営業利益率30.3%は日本企業の利益率の良いソフトウェアでも19.7%なので、驚異的な数字。
http://gyokai-search.com/5-riritu.html

ユーザー数は2017年に4億5400万人に達する。これは人口が約13億人なので、3人に1人が利用している計算。売上高の7割を占める国内ネット通販のユーザー数は近年鈍化傾向。
しかし、急進しているのが1人あたりの売上高。
17年3月期は251元(約4016円)前年比33%増。この売上高は手数料やサービス利用料の3%を表しているので、
4016円➗3 %すると約13万円となる。その1人あたりの売上
高に大きな役割を果たしているのが、先ほど紹介した画像検索など新サービス。この画像検索サービスの精度はアマゾンも導入できていない。このサービスがこのアリババの強みの
1つといえます。
他には、関連会社のアリペイは膨大な利用実績を基に個人の信用力を評価するサービスを開始。消費者は購入すると信用力が高まり、「優良顧客」になる。具体的には、低利子で融資を受けたり、分割手数料が無料になる。
また、そのデータをアリババは様々な企業と組んで
対象者を利用したサービスの開発も行っている。
今後もアリババはネット通販で得たビッグデータを解析し、さらなる巨大な経済圏を活用して顧客の囲い込みを狙っている。

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