自治体で65歳以上のシニア世代を対象にした介護予防運動教室で、
健康寿命を伸ばし、
できるだけ心身ともに自立して生活できる体力づくりのレッスンをしています。
要は、
目指せ、ピンコロ!
を、インストラクター、看護師、管理栄養士、理学療法士、地域の健康推進リーダーの方たちなど、
いろいろな職種のスタッフがチームでサポートしているんです。
そのレッスンの一環として、
「尿もれ」「尿失禁」の予防もプログラムに入っています。
尿失禁までいかなくても、
「トイレが近い」
「夜中にトイレに5〜6回も起きちゃう」
など、トイレのことで悩んでいる方はとても多いんです。
トイレの心配があると、
外出を控えたり、活動量が減ったりしますよね。
すると、筋力が落ちて、膝や腰などが痛くなって……
さらに動かなくなる。
そんな負のループに入ってしまうこともあります。
心身ともに元気に過ごしていくためには、
尿もれ予防って、実はとても大事なんです。
参加者は、80代前半から後半の方が圧倒的に多く、
1クラス20名のうち、15人くらいが80代以上。
そんな皆さんですが、
こり固まって動きにくくなった体をまず「ゆるめる」。
呼吸をしやすくして、体をリセットしてから、
その状態をキープできるように、
自分の体を使った筋トレ(自重トレーニング)をしていきます。
すると、
だんだん体の反応が早くなって、
前より動きが俊敏になったり、
「なんだか動きやすくなった!」
という変化が出てきたり。
膝や腰などの痛みが軽減する方もいます。
あと活動的になり、好奇心と行動力が復活する方も!
ご自分の感覚だけでなく、体力測定の結果(数字)も向上するんです。
何歳になっても、体はちゃんと応えてくれるんですよ。
尿もれ予防がテーマの日は、
「骨盤底筋って、どこにあるの?」
という方も多いので、
少し空気を抜いたボールをお尻の下に置いて、
ゆらゆらしながら体をほぐしたり、
特に背骨まわりや骨盤まわりの筋肉をゆるめたり、
内ももの筋トレをしたり、
骨盤底筋を活性化する呼吸法を行ったりします。
そうすると、
「トイレに行く回数が減った」
など、変化を感じる方もいらっしゃいます。
だから私は、
50代、60代からでも、尿もれの改善や尿失禁の予防はできる。
と思っています。
もちろん、何歳からでも遅くありません。
トイレの心配を減らして、
好きなことをできるだけ長く楽しめる。
そんな体を、少しずつ作っていきたいですよね。
そうそう。
この年代の方たちは、個性がより強烈に発揮されるので(笑)、
その個性を良い方向に向けるには、
私たちインストラクターやスタッフ側の「柔軟性」も大事なんです。
だから、レッスンでは笑いが絶えません。
で、面白いです(笑)。
体の小さな痛み、違和感、悩みをほっとかないで!
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