林業、ノマドライフ、スモロールライフ[山人2024]-其の3- | 望創家、蜃気楼が如く

望創家、蜃気楼が如く

夢の引きこもり生活を目指し日々修行中

ひとの数だけ例外あり

「やりたくないことをやっている暇はない」


 

『鹿ネット巡視もゴール寸前』

 

(※変わらのずタクティカルベスト鹿ネット巡視用。とにかく転倒が多いので、助けられてます。各々の用途にあったカスタマイズされたあなただけのベストづくりを!)


 

世界の

 

「日本中、どこに行っても山がある。それは即ちチェンソー一本で日本全国に仕事がある。最早看護師の資格と扱いは一緒だ。どこでも自由に生きていける」

 

とまだ大分県から修学旅行以外で出たことのない先輩のその呟きに「まずは実家から出てください」と思ったことのある皆さん、こんばにちは。望創家ノリです。

 

本日の大分県山間部は曇り。晴れたり雨や雪が降ったり、まだまだ冬は継続中ですが、着実に春を感じる風を感じます。

 

皆さんの地域は如何でしょうか。

 

さてはて、昔から望創家blogをお読みの方は薄々望創家が[スモロールライフ(※)]を目標に生きてると知っているかと思います、が、もち、ろんなほどに、終着点はそこで、好きなことをしながら死にたいと。

 

(※スモロールライフ:スモール&スローライフ)

 

二十代で自身の処分代、つまりは望創家の最期の後片付け代を貯め、そこから借金なしに生きていこうと自身の欲しい技術のために仕事を転々としてきました。

 

小学校のときに「早く一人暮らししたい」と思い、その頃から[ノート]をつくりモウソウ話を書いていました。

 

「早く一人暮らしをするには?」


そう、まずは[自分ごとは自分でする]。その当たり前の第一歩として洗濯やら炊事やら、自分の身の回りのことをしだしました。

 

丁度望創家母もSLEといって膠原病(こうげんびょう)の一種の全身性エリテマトーデスを患い、望創家小6のときでした。

 

今思えば…家事が好きだったのでしょうね。あれを境に家事全般をこなしながら、将来の自分を考え「いずれ母は亡くなる。独り立ちしないと」と強く思うようになり、見た目は幼い(童顔?なゆえに若く見られることが多いです)のに中身だけはどんどん詰まっていく、小憎たらしい10代を過ごしておりました。

 

「今の自分にはお金はない。お金がないなりにお金がなくてもできることを全てしよう。あとはお金ができたらすればいい」

 

そう思い、

 

「世の中どこに行っても人はいる。ならば人に長ければどこでも生きていける」

 

と更に思い、当時の身近な大人(先生方)を知る意味で生徒会にハマった学生時代を過ごしました。

 

あの当時にインターネットがあったら…逆に出会い系にハマっていたでしょう(苦笑

 

毎晩寝不足でネットサーフィンをし、勉強そっちのけで情報収集を楽しんだ生活でもあったでしょう。本当、なくてよかったです。

 

そんな当時の自分を満足させていたのは、本でした。

 

隣町に大きな図書館があり、頼めば更に大きな図書館から取り寄せもでき、それはそれは楽しかったです。

 

本は著者という人が表れ、読書には対人会話に近いものがあり、そう、その著者に出逢った気分を味わえました。

 

お気に入りの作家さんを読み尽くすと、今度はその作家さんが好きな作家さんの本を読み…行き着くところは…結局は無一文、裸一貫で産まれたあの瞬間なのかなと。

 

絵画でいうなら、最後は光の世界へ。

 


 

『現在難所の岩場地帯の鹿ネット巡視を』

 

(※苗植えも鹿ネット張りも、とにかく大変だったでしょうに。ここで伐倒は厳しいですね…50年後の山人さん、ご安全に!)


ゼロからモノゴトを構築していくのは大変で、一本の木を見て山全体を見られるのを目標に林業を頑張ってきました。

 

林業のスキルを持っていれば、日本全国どこでも生きていける気がしてなりません。それと話術です。人を読む力。

 

今後望創家は週3〜4日林業(年平均で)を目指すわけですが、自身のスモロールライフを目指し、チェンソーを携え、軽バンを軽くいじり、遠い山に木伐りに行くなら車中泊ができるように内装をいじり、山中でお泊まりしたい気分であります。

 

そして一年に一回はイタリアなどヨーロッパへ行ったり、再びニューヨークに行ったり、いろいろ買い付け業もしたいです。

 

そして国内も日本のいろんな山、行ってみたいです。まずは県内の山、そして九州の山。チェンソー片手に…あぁ遊牧民(ノマド)、イイですね。


(※ママチャリで既に日本を一周半(15,000km)しておりますが、またぶらりとママチャリで出たいです)

 


 

『鹿とうまく共存していってね』

 

(※鹿ネットを張らない苗畑も…普通に育っているのを見るのですが…やはり鹿にはネット内の方が美味しく見えるのでしょうか(謎))

 

時間をつくって山で原木の彫刻家具(要らない木をチェンソーでくり抜いてイスや箱や引き出しなどつくりたい)をつくったり…

 

いろんな材の組み合わせでログハウス風の小屋を建ててもいいし…タイニーハウスをつくりたいですね。

 

地震と一緒に動いて免震効果で建物が崩れないように揺れを防ぐ。二階建てなどは必要なく、そんな小さな部屋の集合体な家。あぁ頭にデザインが。

 

モノが増えるとそれだけ[守るもの]が増えます。人それぞれですが、断捨離を進め、山暮らししていきたいです。たまに誰かが訪れて気軽にカフェができるスペースもつくっていきたいですね。

 

そうやって夢を膨らませ今を生きている最中に死んでも「あぁ、幸せ」と感じるわけであります。なぜなら想うだけで、既にそれは夢を描くという行為をしている=夢に着手している、になるので。

 

嫌な思いをしながら死にたくありません。

 

波照間島で学んだ[島時間]。1日の中に一週間分の時間の流れを凝縮させたような時間。そんな空間に身を委ね、生きていけるのが林業にも思えます。

 

「さぁ、まずは一歩」

 


 

『連休を取ります』

 

(※「定年退職したら…」なんてやりたいことを先送りにしてたら勿体無い。一日の今を考え、幸せに暮らしたいです)

(※お気に入りの20年以上使ってる[コップ]に最近のお気に入りの2,000円以下の赤ワイン。イタリアにいた30年ぐらい前は1本500円ぐらいの赤ワインを毎日仲間と呑んでましたが、今は自身へのご褒美時だけ)

 

 

『騙されたと思って呑んでみてください』

 

(※隣町のドラッグストアで1,890円でした)

 

初めてには不安はつきものです。

 

この7年間で林業の「R」ぐらいは学べたかと思っています。そこから「RI」まではまず目指し、ゆくゆくは「RIN」までいきたいと思います。

 

その先はいろいろな[業(ぎょう)]を当てはめ楽しくいきたいです。

 

春に向けて道具を揃えていきたいと思います。貴金属づくりも復活させていきたいです。チェンソーのピアスとか…自分らしいアクセをつくったり、林業便利グッズつくったり…あぁ、即死(モウソウが楽しくて死ぬ)

 


 

『ケータイの不具合が続き、とうとう新しいケータイに!』

 

(※「え?!」と思ったそこのアナタ!はい、ケータイです。4万円ちょっとしました。防水、防塵、耐衝撃、画面が割れるとか心配せずに林業現場でガシガシ使えます。便利なアウトドアなアプリ内蔵)

(※ガラケー好きなんです!スマホは家でWi-Fi専用と現場ではカメラとして使用)

 

 

『林業用の時計はコレを使用中』

 

(※電波ではないですが、ソーラーでこの性能で十分です)

こんな人間が一事業体から、世の中に間もなく放出されます。変なコダワリがある輩ですが、どうぞ宜しくお願いします。

 

さぁ、全国の林業マンの皆さん、全国いろんなところに、巡礼の旅ができるフリーマンなチェンソーマンですよ。

 

望創家のように移住して、飛び込みで林業できますよ。要はやる気です。そして、安全です。

 

皆さんもノマドライフ、はじめませんか。

 

まずは、[チェンソー、ケガ]や[重機、転倒]などで検索し、林業の世界を[危険]から入ってみてください。

 

その先には…山で…

 

「ヒャッホー!」

 

ですよ。

 

仕事で悩んでる人がいたら、林業、考えてみてください。

 

確実になくてはならない職業です。

 

そこに属するには、そこの人のやり方があり、その人次第で林業が嫌いになることも好きになることもあるかと思いますが、3年、修行だと思い頑張ってみてください。無理にとは言いません。

 

[独立]を目標に修行していきましょう。

 

そして遊牧民になりましょう。

 

そんな軌跡もいつかblogで伝えられたら幸いです。

 

8年目の林業生活、どこに向かっていくのでしょうか。

 

自分自身でも分かりませんが、取り敢えず、今日を生きていきたいと思います。

 

「やりたくないことをやっている暇はない」

 

それではまた次回お会いしましょう。

 

Ciao!



 

『今年産の波照間島産黒糖が届きました』

 

(※最低でも1〜2年寝かせてから食べてみてください。初年度は甘さが落ち着いていません。一応賞味期限は2年です)

(※今が旬です。沖縄黒糖ではなく[波照間島産黒糖]がオススメです)

 

『送料を考えたらこの価格は妥当ですが…』

 

(※3,900円以上で送料無料にしたらの話です。私は現地から箱ごと直接購入してます。送料入れたら200円ちょっとになります)

追記:

 

漸く鹿ネット巡視もあとひと現場。鹿処理をしすぎました。鼻奥にニオイが残っています。

 

慣れというのか、鹿の屍を見ても…割り切らないとできない仕事ですが、割り切るとかではなく、あの屍の状態とニオイの中(夏場は特に大変)は…できない人が多いと思います。

 

なんでも仕事。

 

そう割り切れない中での作業は危険ですので、合わない仕事は死ぬ前に辞める勇気を。

 

明日ではなく、今の積み重ねで明日がきます。

 

今を大切にしていきましょう。