『今日は望創家山人スタイル(作業着)の話だよ』
(※望創家は下界では[オレンジマン]呼ばれています…)
(※この画像は2年ぐらい前かと…しかし今も一緒)
世界の
少し大きめのテムテムを購入し、薄手の綿(軍手でも可)手袋をされるのがいいかと思います。テムテムで汗をかいてお洗濯すると…裏返しにし乾かさないとなかなか乾かないので…極力お洗濯は避けたいアイテムです。
「教本って毎年改正されてるけど、作業服の定義というかお手本の絵ナニ?昭和初期?一応現代に沿っての見本だと思うけど…人それぞれ自由でいいよな」
と手元の本を投げ出しブツクサと呟く先輩の小言に『アンタは自由自由言うけど、毎日同じ作業服やんか(No洗濯疑惑)』と思ったことのある皆さん、こんにちは。望創家ノリです。
本日の大分県山間部は朝方はマイナス6〜8度ぐらいで、なんだかんだ日中も気温が上がらず雪は残ったままの一日でした。
皆さんの地域は如何でしたでしょうか。
さてはて、1月も早く中旬を迎えました。こうやって2022年も過ぎていくのですね。今年は大いに3連休にし(有給休暇を使って)、新居に住むために時間を費やそうと思っております。
そのために!
望創家はお昼休みは15分、これに10時、15時の休憩各15分を取らずに(合計1時間15分ぐらい)ガシガシと平日は山仕事をしております。
自己満足です。
「あぁ疲れた」
「眠い」
と思い集中が切れたなと思ったらスポーツドリンクで糖分補給し、一瞬目を閉じて…で作業再開。
そんな夢中になる山仕事の初年度、
「動きやすい格好でいいよ」
と先輩に言われ…制服という概念がない事業体だったので、アレコレ作業着に投資し行き着いた望創家林業スタイルが…
基本的望創家山人スタイル
(※大分県山間部のマイナス10度〜15度ぐらいの世界の作業着話です)
・コンプレッションウェア
→背面がメッシュタイプ
このカモフラのグリーンを着ています。
(※間違ってもこのコンプレッションウェアだけで夏を過ごしたら…虫刺されはヤバいですよ)
・長袖パーカー(ユニクロ)
→ヘルメットを直被りしたくないのでパーカーを
→首からの虫の侵入、首への直射日光防止
→防寒
・スリーブ(腕)
→手首からの虫の侵入防止
→袖口の汚れ防止
→防寒
コレを工夫して使っています。3年以上使っていますが、丈夫です。
(※怪しい中国系のメーカーばかりが出してるんですが、どこも同じ商品で、若干の値段の差がある程度です)
・タオル(首巻き)
→虫の侵入防止
→汗取り
→防寒
・チェンソーパンツ
→最早一年中履いています
→作業着化
・靴下
→股付き
いろいろ試しましたが、これが最強です。足袋にもチェンソーブーツにもコレでいっています。冬は二重靴下です。
これが基本スタイルで、これに、
「少し寒いなぁ…」
と思ったらコンプレッションウェアの上からドライ系のTシャツを重ね着、
「また更に寒くなってきたなぁ…」
と思ったらパーカーの上にヤッケ(リップストップ)を着て、
「おい、これは真剣(本当に)冬だわ」
と思ったらヒートテック(ユニクロの極暖)をコンプレッションウェアの下に着ます。
(※本当はヒートテックではない方がいいのですが)
下は寒くなってきたら、やはり上と同じでチェンソーパンツの上からヤッケ(リップストップ)を着ます。
プルオーバーが慣れると結構好き。最近はワークマンのヤッケのリップストップのも着ています。このオレンジのは5年着ていても…破けておりません。ちょっと高くてもリップストップがオススメです。
(※リップストップでもナイロンでお願いします!ポリエステルはダメです!)
ジッパーは無しの方で十分です。どうせ安いヤッケに付いているジッパーは…ですから!
チェンソー作業とユンボがメインならこんな感じで、今の季節ならこれら作業着の上から一枚ジャケットを着て現場に向かいます。
(※ワークマンの安いけど丈夫な防風もののジャケットです。ワークマン最高!)
(※ユンボであまり身体を動かさず[キャビン無し]の場合は薄手のダウンベスト系を更に着ます)
とにかく山仕事で[汗]は大敵だと思っています。夏の汗、冬の汗。どちらも気をつけなければいけません。
夏の汗は熱中症や脱水症に、冬の汗は即風邪引きに。
なので、体温調節が容易な服装がイイかと思います。
その日その日の作業種と予想最高気温を見て服装を決めていきましょう。
本格的な冬の中の搬出作業で運転席が剥き出しなフォワーダに乗るなら…
少し大きめのテムテムを購入し、薄手の綿(軍手でも可)手袋をされるのがいいかと思います。テムテムで汗をかいてお洗濯すると…裏返しにし乾かさないとなかなか乾かないので…極力お洗濯は避けたいアイテムです。
(※テムテムのロゴが嫌ってひとは簡単に落ちるので除光液を)
あぁ…テムテムも勿論イイですが、足袋派の方は[インソール]を忘れずに!安全スパイクピン付き足袋は鉄板が入っているのか、底が固く冷たいので一年を通してインソールをオススメします。
クッション材も入ってい、コレが私は好きです。
とにかく寒さを凌ぐコツは[首(タオル)]、[手首(アームカバー )]、[足首(脚絆)]を冷やさないこと!
(※ネックウォーマーは私には顎に干渉してストレスだったのでやめました。タオルをヘアゴム(丸ゴム)でとめてます)
さぁ〜あなたも望創家のように…
「フーディースタイル、如何ですか?」
それではまた次回お会いしましょう!
Ciao!
追記:
寒いのはいいのです。
暑いのが…暑くても私は長袖のフーディースタイルはやめません。マダニが嫌…アームカバー も脚絆もつけて作業します。
日本全国の山人の方々、寒い冬を快適に過ごしましょう!焚き火のし過ぎに注意してくださいね!
安全に!