今日は「大安」です。私は、会社に勤めていた時には、大安や仏滅など、いわゆる六曜は全く気にとめていなかったのですが、個人で物事を始めるにあたって、少し気になり六曜の意味合いを調べてみました。
六曜とは、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口で、カレンダーによっては、各日付にこれら6種類がそれぞれ記載されているものもあります。
これらのうち、大安であれば吉日であり、結婚式や自動車の納車日をこの日にするなど、なんらか意識している方も多いのではないでしょうか?
逆に仏滅についても、字面を見てもなんとなく縁起が良くない日と意識せざるをえないこともあり、お祝い事などについては、この日を避けるという方もおられるのではないでしょうか?
友引については、読んで字のごとく、友を引いてしまうことが連想されることから、葬儀を避けるとの慣習が根付いています。しかしながら、Wikipediaによると、六曜は仏教とは関係ないので、仏教式で行われる葬式を友引にしても、縁起が悪いとはならないとのことです。
先勝・先負についても、漢字のイメージどおり、先勝は午前中に物事行うのが吉で、先負はその逆、午後に物事を行うのが吉ということになっています。
問題は、最後の一つ「赤口」です。これは漢字を見ても何の日なのか全くイメージがわきません。また、初見ではなんと読むのが正しいのかもわからない方が多いのではないのでしょうか?
赤口は、しゃっこうまたはしゃっくと読むそうです。陰陽道の赤舌日(しゃくぜつにち)と赤口日、あるいは大赤(たいしゃく)が混ざり、凶日とされる日になったようです。
陰陽道の赤舌日や大赤は、人に仇をなす悪鬼が関連する日ということで、陰陽道で凶日とされているため、赤口についても、昼間(11時~13時頃)の時間帯を除き、凶日とされているとのことです。
事業をはじめるにあたり、少し気になったので調べてみましたが、星座占いや曜日占いなどで、赤口や仏滅が最高の吉日とされることもあります。
六曜や占いを、いちいち気にしていたら何も始められませんが、大事なことは少しでもいい日にと思ってしまう気持ちを抑えるのは難しいと感じています。