「ペーパーカンパニーゴーストカンパニー」
東京、大阪と無事終演いたしました。
今回も東京、大阪と回を増すごとに続々とお客さんが増え、劇場がエネルギーに満ちていました。
有難い事に3回とも出演させて頂いております。
毎回メンバーは変われど、本当に毎回素晴らしいカンパニーやなーと思います。
僕は、松本さんの作品大好きやなーと。
あと演出も大好きやなーと。
まあだいぶSですけどね松本さんの演出(笑)
出演者もみんな大好きなんだなーって思いました。
稽古は毎日8時間位あるんですけど、松本さんほとんど座らずに立って演出するんです。
これかなりの体力やと思います。
稽古場の熱がどんどん上がっていく。
いい相乗効果です。
どこかみんな緊張してるというか、固いですよね(笑)
これが1カ月後
同じ釜の飯を食った訳ではないですが、1カ月命を削った仲間といいますか、結束感は凄かったですね。
いやー舌が回らん回らん(笑)
僕滑舌いい方だと思ってたんですが、精進が足らんなと改めて思いました。
毎回舞台出るまでが怖くて(笑)
一見チャラいキャラながら、サブウェイリポートというタブロイド紙に命をかけている熱い男でした。
最近あまりやっていない役だったかなー。
懐の広い男でしたねー黒部は。
僕がそれを表現出来たかは置いといて(笑)
凄い黒部の男気に負けてなるものかと日々奮闘してました。
今回のカンパニーのみんなが演じた役が、これ当て書きじゃないの?って位ハマってて、愛も哀も悪も凄い伝わってきて、毎回新鮮な気持ちで立てたかなー舞台に。と思いました。
今回のお芝居は所謂王道のお芝居でした。
こんな事言うのはどうかと思いますが、よく演劇やってる人で「王道てなー。よくある話でしょ?」みたいな事言う人いるじゃないですか?
確かにそうかもしれませんが、王道を命かけて熱量込めてやると凄いですよ。ほんまに。
勿論どんなお芝居だって命かけますよ。
役者ですから。
なんかね、普通の事はしたくないだとか、奇をてらってなんぼみたいな、そんな風潮あるじゃないですか?演劇(笑)
いや、ディスってる訳ではないです。
勿論色んな形があるからこそ、演劇は面白い訳なんですが、王道もいいんだぞって思いましたね。
うーん何言ってるんやろ(笑)
えっと、とにかく役者は体を使って最大限の熱量を使うのが美しいなと再認識しました。
うーん自分の言葉のバリエーションの無さに嫌気さしてますが、熱量をしっかり込めればお客さんからそれがきっちり帰ってくると言う事なんです。
東京初日に幕が降りてからのお客さんの拍手に鳥肌立ちました。
肉厚な拍手と言いますか。
長年の役者人生の中でも、あんなにひしひしと感じたのはあまりないかもしれません。
あれは感動したなー。
なんか取り止めもない事書いてしまいましたが、今回の経験は僕にとって確実に前に進む為の肉となりました。
今回も東京での稽古だったのでウィークリー生活でした。
今回のメンバーは
2人とも若いから、多分おっさんに気を使ってくれたんやと思います。
俺はだいぶ楽しく生活しました。
あんなことやこんなことも楽しかったなー(笑)
タッキー、松ありがとうな。
今回のお芝居で好きなシーンは沢山ありますが、毎回舞台上で聞いてて、キュンてした台詞がありまして。
新聞社のみんなが最後気絶してる時に、春子が楓の体を使って陵に話かけるシーンの台詞で「一緒にお昼寝した日曜日も」って台詞あるんですが、なんかねー僕これ聞く度に胸がキュンてなってしまって。
いってみたら普通の、ほんまに普通の日常の一部じゃないですか?
でも、思い出す事と言えばそういう日常的な事なんかなーとか思いながら。
普遍的なことが一番の幸せなんかなーとか。
思った訳です。
あー俺も一緒に昼寝したい(笑)
なんかすいません色々書きなぐってしまって(笑)
ほんまは色々色々書きたいんですが、書くと長編小説になってしまいそうなのでやめときます(笑)
最後に、このOILAGEというカンパニーがまた皆様の元に戻ってこれる様に、そして今回のカンパニーのメンバーとまたお芝居出来る様にこれからも精進して参ります!!
また会おうぜ!みんな!