無事、千秋楽を終える事が出来ました。
沢山のお客様にご来場頂き、沢山の「良かった」を聞き、本当にやって良かったなと思いました。
この作品を顔合わせで読んだ時、みんな泣いてました(笑)
見事に(笑)
俺も昨年の母の事が蘇り、ズコンと心に刺さりました。
うちの母が周りに俺の事を自慢気に話してたっていうのを聞いたのを、思い出しました。
親の心、子知らず。
本当にそうです。
親はいつまでも親なんです。
子供は大人になると自立したと想い、親から離れたと思います。
でも、親はずっと子供の事を思ってるんですよね。
今回父親をやるとなって、母はどう思ってたんだろ。俺に娘がおったらどうなんやろ?とかを模索しながら進みました。
父親役なんかほぼやった事ないので(笑)
真という役は、不器用で愚直に前に進むしか出来ない男。真っ直ぐに娘を愛してる男。
俺もしのごの考えるより、愚直に芝居に、目の前の相手に向かうしかないなと。
それが真へのアプローチかなと。
すると、自然とこの作品の中にスルッと入る事が出来ました。
人を、娘を不器用に愚直に愛する事が出来ました。
芝居は人と人。
忘れがちだけど、根本。
下手な小細工なんかいらんと。
今回も色々と勉強出来ました。再確認も出来ました。
ありがとうございます。
今回は五人という少人数なお芝居でしたが、この
五人で作れてよかったなと。
役と同じ18歳ですが、とてもしっかりしていて、芝居にひたむきに取り組む姿がとても素敵なユーリ。
憲子に自分の想いをぶつけるシーンは回を増すごとに熱量が凄まじく、後ろでいつもジーンとしてました。
そして今回のMVPだと思ってます。コレッティ。
二役、しかも親と子を見事に演じきっていました。
この人はほんまにすごいなと思ったなー。
女優魂が凄い!
楽屋でも僕の隣でいつも僕のしょーもないボケを拾って突っ込んでくれてました(笑)
ナチュラルに板の上に立つ姿がとても素敵なとっこちゃん。
包容力があったなー芝居に。
俺と二人でのシーンも、お互いの信頼というか、何も意識せずにナチュラルに演じれました。
最初は歳もそないに変わらんから娘と思えるかなーと思ってたのですが、最後はしっかり愛おしくなりましたねー。
ありがとうー娘よ!(^_^)
舞台上でも、楽屋でも、飲み屋でも、常にこの座組には優しい風が吹いてました。
それは人柄なんやろなーみんなの。
そしてそれは作演の虎本君の人柄やし、プロデューサーの河口さんの人柄なんやろなーと。
見て頂いたお客様にも優しい風が吹いてたら幸いです。
色んなサポートをして頂いたお手伝いの方々、ありがとうございました。皆さんのおかげで芝居に集中する事が出来ました。
舞台に様々なエッセンスを加えて、僕らの芝居を支えてくださったスタッフの方々ありがとうございました。皆さんのおかげで、よりその世界観に入り込む事が出来、作品がとても重厚になりました。
今回の素敵な作品を産んでくれて、それをしっかり愛情を持って育ててくれた、また育つのを待ってくれた作、演出の虎本くん。あなたのおかげでストレートに真っ直ぐに響かせる事の重要さを再確認出来ました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
そして、今回のオファーを1年半前にしてくれて、こんな素敵な作品、メンバーに出会わせてくれたプロデューサー河口円さん、貴方のおかげで、前に進む大事さを再確認しました。ありがとうございました。
そしてそして、お忙しい時間を割いて頂き、沢山の嬉しいお言葉、エネルギーをくれたお客様。
皆さんのおかげで、お芝居やってて良かったとしみじみ思えました。
本当にありがとうございました!
父が愛したサイクロンの再演、したいなー。
もう一度やりたい。
あの心地よい風に当たりたいなーと(^_^)
さて、もう来週は万博設計の本番。
どっぷり父が愛したサイクロンに浸りたいのを我慢して、愚直に前に進みます!