乗鞍岳 登山道独り占め | 山の端(やまのは)トレイル

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自然界が創り出す最高の曲線美「稜線」。今週もどこかの稜線に導かれて…そんな登山初心者の山行記録。

乗鞍岳(3026m)


北アルプスの南に位置する広大な山。剣ヶ峰(3026m)を主峰として23もの山からなる。


標高2700mの畳平までバスで登れるということもあり、「日本一登りやすい3000m超えの山」としても有名。


しかし、初の百名山にして3000m超えということもあり、そんな簡単に登れたんじゃあまりに味気ないなぁ、ということで乗鞍高原から登るコースを選択。


しかもこの日は午後から未明にかけて台風が長野県を直撃ということもあり、風も強く過酷な条件。



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(乗鞍高原から望む剣ヶ峰)



9月30日(日帰り) 晴れのち台風 晴れ台風


鈴蘭橋(6:15)ー三本滝ー摩利支天ー冷泉小屋ー位ケ原山荘ー肩の小屋口ー肩の小屋ー剣ヶ峰山頂(12:30)ー肩の小屋ー畳平(14:05)ー鈴欄橋(14:55)


標高差:1456m



たぶん鈴欄橋の駐車場が一番とめやすいだろうとうことで「鈴欄橋スタート」を選択。



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朝6時前、100台以上はとめられそうな駐車場には1台の車もありません。

そもそもここは登山者用の駐車場ではなく、スキー客用の駐車場。


この日は午後から台風直撃ということもあるし、ほとんどの人は畳平バスターミナルから登るので、他のハイカーに出会わない寂しい山行になりそうガーン



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ゲレンデ入口を入って行きます。



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カモシカがお出迎え目 地図で見ると「カモシカ平」って書いてある。初の野生動物遭遇(≡^∇^≡)



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ここをどんどん進んでいくと、リフトのあるゲレンデに。


実は、ゲレンデから「鳥居尾根」登山道に入る入口は分かりにくいらしく、どこまで行っても登山道に入る入口が見つからない叫び


ここで15分ぐらいのロス。


そのとき、ゲレンデの上の方をバスが走ったバス

ということはあそこを「乗鞍エコーライン」が走っているはず。


地図を確認すると、リフトの終点あたりが乗鞍エコーラインと重なっていて「三本滝」のバス停になっている。


とにかくあそこまで行ってみよう!と決めてひたすら上級者向けの急なゲレンデを登りつめると・・・


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ビンゴクラッカー

三本滝のレストハウスが現れた。

そこの駐車場のおじさんに「三本滝はどっちですか?」と聞いたら「ゲレンデを上がって来たんかいな!?」とビックリしてましたw


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三本滝方面。


どちみち、鳥居尾根の三本滝分岐点から「三本滝(日本の滝100選)」を見に行くつもりだったので、僕が発見した?ゲレンデ直進の道の方が効率よかったかも。



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右の滝。


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正面の滝。


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左の滝。


で三本滝。高さ50mほどの3つの水量も趣も違う滝が1つに合流することで有名。

滝も大好きで、百名山同様、滝100選もいつか制覇してみたいなぁアップ




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滝をあとにして登山道を進み、ようやく鳥居尾根に合流。


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そこから、登山道→舗装道→登山道→舗装道と交互に登っていきます。


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舗装道路を上がっていくと間もなく「摩利支天」に到着。



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さらに舗装道路を上がっていくと、登山道の入口が出てきます。

登山道は必ず「山側」に出てきますので見落とさないようにしましょう。


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けっこう整備された登山道。



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こんな木橋も出てきます。


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どんどん上がって行きます。



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ここの入口はペンキだけなので少し分かりにくいかも。


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こんな感じで急に入口が出てきたり。


多分、もともとは登山道しかなかったところにジグザグにエコーラインを走らせたために、登山道を横切る形で舗装道路が交互に出てくるようなコースになったんだろね。




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「冷泉小屋」が見えてきた。(現在は休業中)



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そこからさらに登山道→舗装道路を繰り返し、ようやく「位ケ原山荘」に。


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ここまでけっこうかかったなぁ。「ほっ」としていくかビックリマーク


ここでトイレ休憩。

トイレだけだと有料なので、「なっちゃん」を買って一息。

「なっちゃん」ってこんなおいしかったっけ?何年かぶりに飲んだけど、なんか果汁が濃くなってる気がする。


ここはバスも留まるので、紅葉目当ての写真撮影客が多かった。


ご主人に聞くと、やっぱり高原から登ってくる人は珍しいらしい。



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位ケ原山荘付近から撮影。多分方角的に「大黒岳」かな。


紅葉はまだまだこれからという感じですね。




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位ケ原山荘前の道路を少し上がったところの登山道入口。



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ここから岩が現れ始め、「肩の小屋口」までの急登が始まります。


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この辺はきれいに色づき始めてるね。2400m付近。


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途中の宝徳霊神から撮影。


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穂高方面。残念ながらガスってますがかすかに。




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雲行きが怪しくなってきた。なんか台風で黒い雲が急激に流れてきてますくもり


先を急ごう!!



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チングルマ。



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肩の小屋口に到着。ここにはトイレもあるみたい。



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肩の小屋を目指します。


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途中の大雪渓。年中、スキーやスノボができるそうです。

ほぼ小雪渓になってるけど、数人がスノーボードをしていました。


お~~~い、もうすぐ台風が来るぞ~~~い台風



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肩の小屋が見えてきた。


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この辺まで来るとかなり風が強くなってきた。

「ほっ」としたいけど、山頂へ急ごう。


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肩の小屋の裏から始まる登山道。ここから50分ほどで剣ヶ峰山頂に。


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前を行く家族連れ。

夫婦と高校生ぐらいの息子2人の4人連れらしく、肩の小屋で子供の一人が「肩の小屋で待ってるから登ってきて」というのをみんながせっかく来たから山頂まで行こうよと説得して出発してました。


でも、結局山頂付近は風がすさまじく、断念したのか途中から家族そろって引き返してましたしょぼん



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こんなガレ場やザレ場が続きます。

ここまで5時間登ってきたけどまだまだ元気合格



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やった~、もうすぐ山頂だ~音譜


と思ったら・・・


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その先にもう一つピークが・・・

鳥居も見えるし、明らかにあっちが剣ヶ峰やんけっむかっ




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手前のピークは「蚕玉岳(こだまだけ)」でした。


さぁここからもう一つ!


と思っていたら、本当に風がすごいことになってきた。


立っていられないほどの風台風


ほとんど身をかがめて這うようにして進む。


登山者は誰もいません(^▽^;)


頂上手前の頂上小屋(売店のみ)では、女将さんらしき人が木の板で小屋の窓を覆っていました。



なんとかたどりついた山頂。



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後ろには「大日岳(奥の院)」、「屏風岳」、「薬師岳」と連なる。(こちらの頂上へは立入禁止で行けません)



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スタートから6時間15分ほどで山頂へ。


途中道を間違えたり、風で思うように進めなかったりけっこうかかったなぁショック!



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山頂には鳥居や祠が。けっこう狭いので登山客が多いときはあまりゆっくりできない感じ。


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登って来た道を振り返ると「朝日岳」と「権現池」。この池の水は飲料水となっているらしく、汚れることを警戒してか立入禁止になっています。



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御嶽山を見たかったけど・・・

さらに雲行きが怪しくなってきた。


おじさんが一人登ってきました。写真をとってあげて、ほぼ同時に降り始めたんだけど、とにかくこのおじさんが危なっかしいガーン


風が強いのに、石の上をポンポン降りていくもんだから、途中風に煽られて石から何度も落ちそうになる。


この時間から頂上を目指す男性ハイカーとすれ違う。



肩の小屋に降りていく途中で、先ほどの家族連れを追い越す。

今回は残念だったね。また天気のいいときに来れるといいね。



肩の小屋に降りて、少し休ませてもらう。もう10月に入る時期でストーブがたかれていました。


買ってきたおにぎりを食べ、ゆっくりしてから下山。


もう台風が目と鼻の先まで来てるようなので無理をせず、畳平からバスで高原まで降りることにしました。




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肩の小屋から畳平へ向かう道。


もう濃霧のため、10m先も見えないような状態にダウン


途中でパトロールの人に「頂上の方はまだ人いますかね?」と聞かれたので

「降りてくる途中、一人だけ登って行く人がいましたよ」と伝えました。


台風襲来に備えて、なんだか慌ただしい感じです目



畳平のバスターミナルんい着いても、霧でなにも見えない。きっぷ売り場になんとかたどりついて、鈴欄橋までの切符を購入。


往復だと2400円の切符が片道だと1400円。


高原行きのバスは次に14:05発があるようで、ちょうどいい時間でした。


待合所にはさっきの危なっかしいおじさんもいました。

話をしてみると、百名山を目指して昨日は白馬方面に行っていたらしい。



バスで畳平から鈴欄橋まではおよそ50分。

この高さを登って来たんだな、とバスに揺られながら実感。

バスじゃなっかたらたぶん18時ぐらいにはなってるだろな、と思いながら到着。

バスを降りるとすっかり雨でした雨



その日は乗鞍高原の宿に宿泊。硫黄泉のとてもいい宿でした。

夜は台風の雨風がすごかった。

次の日は「焼岳」に登ります≧(´▽`)≦