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この記事はごんちの記録用です。
味の感想などはごんちの好みによるものです。
価格や営業時間などはご自身でご確認ください。
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流浪のラーメン81杯目はコチラのお店。
十番 東中野
この日は、高田馬場でBAND練習。
集合時間より早く着いてしまいそうだったので、時間調整のためにたどりついた感じです。
車をライフの駐車場へ停めて、ライフの裏口から外へ出ると東中野の商店街だ。
東中野ギンザ通りという。
東中野駅から600m続く商店会だそうです。
商店街を北へ向かって行き、商店街を抜けてさらに600mくらい歩くと、吉良上野介が眠る功雲寺があったりする。
由緒があり、古き良き街並みが楽しめる。
そんな商店街で唯一の中華料理屋が十番だ。
昼休憩直前に入店する。
店内を見渡すと、カウンターとテーブル席があり、どちらにも空席がある。
うむ。
先日の吉野家の一件があるのでカウンターに座るべきだろうなと店の入り口に立って考えていると厨房から大きな声が聞えた。
若旦那「テーブル席どうぞ!」
と案内された。
さすがの洞察力だ。
若旦那は、ごんちのテーブル席好きを察したんだろう。
テーブル席へ座ろうとすると奥の方から大女将らしき女性が言った。
大女将「カウンターへどうぞ~」
ちっ!
どこの店も齢の行った女性はカウンターへ誘導したがるなと思った。
しかもたった今若旦那が、テーブル席へどうぞと言ったばかりじゃないか!
一瞬カチンときた。
するとすぐさま厨房の奥に立つ大旦那が言った。
大旦那「いいんだよ!いいから!」
と大女将に怒鳴った。
若旦那「すいませんね💦そちら(テーブル)でどうぞ」
とやんわり笑顔で言ってくれた。
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やれやれ、やかましい中華料理屋だと思いつつ着席する。
決して、嫌な感じのやかましさではない。
どこか懐かしい下町の中華料理屋の雰囲気だ。
アットホームな感じ♪
ふむ、普通の中華料理屋にしてはメニューが偏っているな。
一品料理が少ない。
出来る料理を絞っているんだろうね。
ラーメンが600円か。
ごんちの初訪店ルールだし、安いしこれにしようかなと思ったら
ジャージャーメンを取り上げた雑誌の切り抜き記事が目に入った。
もやしとにらの味噌ラーメンだという。
少し風邪気味だったので、にらパワーが欲しくなったのでジャージャーメンにした。
厨房の若旦那にジャージャーメンと伝えると
若旦那「はいよっ!ジャージャーメンひとつ!」と、大旦那に伝えた。
若旦那はごんちのテーブルにお冷が出てない事に気づいて
若旦那「すいません!今お水お持ちしますんで! は~い!テーブル二番さんにお水お願いま~す!」
まぁ、とにかく若旦那が元気。
すぐに大女将がお冷を出してくれた。
そして「ご注文は?」と声を掛けて来た。
注文しましたよと思っていたら、その様子を見ていた若旦那が
若旦那「ジャージャーメン!ご注文いただいてるよ!」
だんだん若旦那の元気の良さが違う意味に感じてきた。
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しばらくして大女将が慎重にジャージャーメンを運んできた。
ジャージャーメン 750円
うむ、こういうラーメンなのか。
しげしげと撮る。
肉にらもやし味噌の餡にはとろみは付いていない。さらっとしている。
にらの匂いがいい♪
トッピングの味噌味とは違って、底には薄い醤油のスープが張っています。
食べながら混ぜるんだろうな。
スープの味は、さらっとした味噌。甘い。割とピリッと唐辛子が効いている。
なんだか汗をかきそうな予感がする♪
麺は中太麺かな。
モチモチでイイ感じです。
こうやって一気に頬張るのがいいんじゃないでしょうか。
食べ進めると、スープが少ないことに気づく。
どうやら、スープが少ないのがこの店のジャージャーメンの特徴らしい。
ふむ、理由は分からない。
はい、ペロリといただきました♪
うっすら額に汗を感じます。
十番 ジャージャーメン ★★★★☆
ごんち、珍しく気に入りました♪
味噌のスープって、味噌のうま味が強すぎて一方的な感じが好きじゃなかったんですね。
でも、このジャージャーメンは底のスープがあったので良い塩梅に感じました。
リピートしたいですね♪
【追加情報】
現金のみ
精算で席を立とうとしたら、カウンターのジャージャーメン大盛りを食べ終わった客が精算をと声を掛けた。
すると、厨房の若旦那が叫んだ。
若旦那「お~い!お勘定~~~!!」
大旦那も大女将も休憩し始めちゃったのか、店に居なかった。
しばらくして大女将がやってきて精算をした。
そうしたらまた、店の奥へ行こうとするので
若旦那「そっちに行かないで!まだお勘定があるんだから~!」
とイラついているのが分かる。
大女将は、テーブルの常連客の清算をしてからごんちのところへやってきた。
大女将「えっと、なんだったかねぇ?笑」
と、注文伝票も持たずに聞いてきた。
なるほどそういうことかと思ったら
若旦那「ジャージャーメンだよ!」
と厨房から叫んだ。
大女将がすいませんねぇ~と言いながらおつりをくれた。
席を立って、厨房に向かってごちそうさまでしたとあいさつすると、若旦那はにこっと笑って
若旦那「ありがとうございました!」と元気よくあいさつしてくれた。
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大旦那も大女将もずいぶんとご高齢だ。
接客もままならないのだろう。
長い歴史を感じます。
若旦那が大声出して頑張っている姿は応援したくなります。
また、立ち寄ってみたいです。
手ごろな値段で口に合うラーメンを探して流浪してます。
流浪のラーメン まとめ
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