ぼくのこの 痛みの分だけ
きみも同じ思いをしたらイイのに
そう思ってしまう風呂上がりのぼく
ッてとってもちっぽけなんだなって
笑った
"少し切なさを残して 去るきみの姿が扉に浮かぶ"
"扉をくぐるきみの背が 少し切なそうだった"
そんな小説めいた気持ちに
きみがなっていてくれたらイイな
如月の大寒波。
ぼくの不在を感じて
少し淋しく思ってくれていたら
嬉しいナ。
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ぼくが粉々に砕けては
何度も何度も立ち上がって
微笑んできたように
同じ分だけ
同じ回数だけきみも
ぼくを想うあまりに粉々になっては
何度も何度も立ち上がって
ぼくに温かく向かってきてくれたら
そんな奇跡みたいなことが起きたら
それから真面目に考えてアゲてもイイよ
ッて、ちっぽけなぼくが
心の中で小意地悪く
切なく笑った
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雪が、とてつもなく美しく冷たく降っている。
この雪を、きみと見られたら、
この雪道を、きみと帰れたらよかったな
そう思ってしゅんとするけれど
そんなことを思えるきみがいることを
嬉しく思うし
そう思えるくらいの距離が
ぼくときみにはちょうどよいのかもしれない。
心が歪むことを極度に厭うぼくにとっては
きみから距離をとり
ただの自分と他人の関係でいる方が
きみの温かい部分だけに触れられる
"時々居たら嬉しい隣人"
として安心していられると
感じたこの頃。
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お互いを活かし合う距離感、
お互いを殺し合う距離感。
距離感によって、
同じ人と人との関係でも変わるのならば
ぼくはきみにとっても、ぼくにとっても
お互いを活かし合える距離感で居たい。
どんなに好き合っていても
一緒に居続けることで
"一番身近な他人""意地悪できてしまう身内"
"一番近くにいられる意地悪な他人"
に成り下がってしまうのならば
尚更、一方通行かもしれないこの想いを
ぶら下げながらきみに纏わりつくよりは
とっても安心できる他人 に戻って
きみにとって美しい存在であり続けられる選択を
してゆきたい
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何かを"できない"人間の、
独特の間ッて、意外と人を癒すんだな
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