年の瀬に詠む歌 - 堺の茶室と、一筆箋と -真実はいつも点也明日は又 一年後は又違う点なり無理をして結ばず点の侭にしてその集まりをいつか視る也しとしと と雨の降る音 き々ながら茶を呑む 利休の梅と一緒に。黄金に堕つる河津桜の葉したたる雨に 風 はらはらと木々揺れて 風も鳴くなり雨空の師走堺の茶屋の窓から音に聴く 軒下きみの便りかなガラス障子の 風 パタパタと暮れてゆく曇り空 雨風の音..河津桜の葉も散りしいて軒下で啜る茶の旨し哉庭石に散る葉黄金に濡れ敷きて祝う師走の 風の歌かな.一筆箋 終わるの早し師走かな