いつか来る悲しみを抱いて | 森由 壱 - tune bride -

森由 壱 - tune bride -

... という 、夢を視ました 。

 

 

いつか去るきみの為に

ぼくはたくさんの歌を書く

 

愛の歌、憎しみの歌、悲しみの歌、喜びの歌

ぼくに植え付けたたくさんの歌の種が

きみの全てです

 

いつか去る時のきみが

どんな顔をして どんな気持ちでいて

見送るぼくが どんな表情をして 

どんな感情を抱いていても

 

きみに対して書いた歌の全てが

ぼくにとってのきみ自身と、ぼく自身です

 

 

 

 

 

 

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母は知らずにぼくを産みました

こんなぼくになるとも知らずに

こんなに母娘がむずかしいとは知らずに

 

何も知らずにぼくたちは生きている

この結末がどうなるとも知らずに

恋をして愛し愛されて

離れては悔いて 或いは清々してゆくのです

 

結末なんて知っていたら

母はぼくを産まなかったでしょう

離れる瞬間を分かっていたら

ぼくはきみを愛さなかったかもしれない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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潔くはなれなくても

ぼくはうっすらと

そう覚悟してゆきたい

 

強くはなれなくても

醜くなり過ぎない為に

ぼくはうっすらと

 

痛みを抱いてゆきたい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛している

きみが誰に愛されてゆかれようと

 

ぼくがどんな別れをきみとする事になろうと

 

今ぼくがきみを好きでいるこの時間を

精一杯、一生分

愛している

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 巣に帰る 鴉も人も

独り寝(ヌ)る夜の寂しき

又 明日迄




 


 

 

 

 

 花の色の如く

移り変はる人の

心ぞ尊き 水の如し 哉.