人の感情の処理には時間がかかる。
ある事象に対して自分なりの理解が追いつくのは、大分後だったりする。
その時は追いつかなかった感情に後から辿り着いた時、不意にその時には流せなかった涙が溢れて止まぬ時がある。
他人から見たらそれは何の前触れもないメンブレに見えても、本人にしたら、ようやく追いついた「感情の解」なのである。
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人との関係が先着順だとしても、
そういう時系列を飛び越えても
匂い立つ親近感や運命感を感じたら
その時は動けばいいと思う
長けりゃいいって人生ではないように
近づきゃいいってもんでもないのが
人間関係
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現世に生きる限り
体は年老い、限界があるけど
あの雲の中へ溶け入れば
輪廻の中に永生できるかもしれない
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今誰に近づかれても
近づきたくても
今自分が言える真実は何もなく
開示できる自己がないことが
出会いを躊躇させる
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朧月夜 なみだをためて
ぼぉっと朱く 染まります
満月があんなに近く視える
大声で呼んだら、声が返ってきそう
50メートル走れば
届くのではないか
満月にはぼくは
どう視えているんだろうか
きっとぼくみたいに勘違いした奴らが
一斉にあちこちで叫んでいるのだろう
返事待ちの顔したぼくたちを
満月は朧に隠れながら
笑って見守っているのだろう
