かなしみの理由を探したら
自分の性格にゆきつくのが辛くて
かなしみを感じた自分ごと
忘れようとして酩酊する
殺してゆく自分自身が
酔いの廻る頬に
涙を投げようとするが
酒に不純物が混じるのが嫌で
さらに上から押さえつけるの
ねぇ知ってる?
もう随分前に諦めてるの
大丈夫よ 孤独とか 独りとか
嫌われるのとか 無関心ですら
大丈夫よ
ブランコのその先を見つめて
鎖がこれっぽっちしかないので
届かないのをいい事に
勝手に自分を縛りつけてた
見させられる晴天の青
鳥の声 カップルの笑い声
親子連れの子供の姦しい叫び声に
かわいい犬の尻に
ぼくは幸せになる覚悟なんてしない
できない覚悟なんてしない
でもこの一瞬の酩酊を
酒臭い息をも厭わずにぼくに
寄り添ってくれる誰かと
花見のように幸せな気持ちで
見物してみたいのよ

