花びら散りゆきて土に還り | 森由 壱 - tune bride -

森由 壱 - tune bride -

... という 、夢を視ました 。



花びら一つ一つ
散りゆきて
残った芯
一筋

種を宿すことなき
その花は
立ち尽くし雨風と太陽で
枯れ落つるのを待つのみ

花と生まれて花を過ぎ
種も宿さず如何に生きむ

この身朽ちて土に還り








悲しい歌を書くべきか
明るい歌を残すべきか

思い遣ればそれは嘘となり
また正直になればそれは
毒となる












我にひと救いの愛もなく
ひとつなぎの心友もなし








桜が散れば台風が来て
近頃では窓を開けて興を感じる季も少なし

世では病や戦が行き交い
国政よくなる見込みもなし











友も金も愛する人もなく
生きる為の仕事にも身は入らぬ

我は正真正銘の
乞食である