切ないラブソングより 夕ごはんのような歌を | 森由 壱 - tune bride -

森由 壱 - tune bride -

... という 、夢を視ました 。

 

たまに本気になるくらいが

ちょうどいい

 

ごはんがおいしくなるような毎日を

ゆるりと積み重ねてゆきたい

 

わたしが気になる人が

わたしを気にかけてくれるそれだけで

静かに"奇跡"

 

それ以上求めてしまうのが怖くて

ぼくは閉じこもってしまうけれど..

 

 

 

 

 

 

 

きみがいると毎日が

”おいしく“なるの

薔薇色というよりは

 

きみはほかほかのごはんの匂いがする

きみはロマンティックなローズというよりは

ぼくにとっては

チルタイムのちの夕ごはん

 

たまに煙のもくもくした

ホルモン焼きのお店のような匂いもする

きみの体臭が ではなく

きみの雰囲気が

 

 

 

 

 

 

 

 

虚空のタワービルに君臨する

高級なフレンチやバーではなく

 

きみは平屋の小さい屋台で

ほくほくと鰹節と青のりの躍るたこ焼き

 

ぼくはそんな匂いのするきみが好き

そんなきみの笑う毎日が好き

 

 

 

 

 

 

 

 

きみがぼくを気にしてくれているから

ぼくは背中にホッカイロがあるように

いつもほくほくしていて

 

こんなことは初めてで

これまでの人生に於いて

ほとんど最も安定している

 

 

 

 

 

 

 

 

 

相変わらず怠け者なぼくに

変わりはないけれど

少しずつ  好きなもの やりたい事には

以前より抵抗なく 向かえるようになりつつある

 

 

 

 

 

 

 

 

切ないラブソングは

もう書けないかもしれない

けどそれでいいんだ

 

ぼくは今

マーブルな夕方色に温まった

溶けかけのクリームのような幸せの中にいる

 

しばらくは

そんなゆりかご中で

きみの笑顔に向かって歌っていこうと思うよ

 

 

 

 

 

 

 

写真引用: