ある日の夢で
あなたは
たしか白っぽい色をした
そんな車で迎えにきてくれた
わたしは紫のスカートの
履き心地や着崩れが気になって
恥ずかしくて貴方から逃げたんだ
一緒にいたあの人は
貴方と仲良くつるんで
車に乗って何処かへいった
貴方が迎えにきてくれたのが
嬉しかったのに
何もかもが整っていなくて
貴方の傍にいけなかった
その夢が
今の状況にとっても似ていて
わたし笑っちゃった
色んな事に疲れて
毎日がリセットするのにいっぱいいっぱい
リセットしきれずに堆積してゆく有象無象は
型崩れの靴を履きつぶすように
わたしの生気を吸い尽くす
あの時は
もっと笑っていたなあ
あの時はもっと
しゃべって溌剌としていた
毎日が楽しかった時もあったし
貴方にもっと甘えていた
日常の見えないヒルが
毎日少しずつ凄い勢いで
思考感情を吸い出してゆくのなら
わたしは生気のない黒クマだらけの目で
なんとか出口を見つけなければ
死んでしまうこのまま
だらしのない悲しみに甘えて
優しいあの人や貴方を振り回して
愛情や志を踏みにじりたくはない
しかしこのしんどさをどうやって
呑み込んで排出して
なかったことにすればいいのかも
解を出せばいいのかもわからない
頭が重い 足取りも重い
毎日が重たい
もう目も開けたくないくらいしんどい
貴方が前にぽろっと言い捨てた
「それどころではない」
という言葉の気持ちが
少しわかった気がしたよ