ヒゲ. | 森由 壱 - tune bride -

森由 壱 - tune bride -

... という 、夢を視ました 。

 

猫のヒゲのようなものが

同じ場所からいつの間にか生えては消えている

 

わたしは 猫になろうとしているのだろうか

 

必ず左の頬の下だけに生える

力のない 無色の糸が

ある日突然5㎝程も生えているのだ

 

化粧をしているうちに取れていたり

何度も引っ張ってみてもまだ抜けていなかったりで

強度はまちまちだ

 

始めは真っ直ぐだった“ヒゲ”も

触り過ぎるとクルルンと巻かれてしまう

 

眠いので猫のように寝る

明日の朝にはニャアと言って起きるに違いない

 

そうしたら僕はもう

気まぐれに君の膝に乗って寝に行く以外は

シゴトはしなくなるだろう