たまねぎ. | 森由 壱 - tune bride -

森由 壱 - tune bride -

... という 、夢を視ました 。

 

貴方ほど

捉えどころのない人はいないね

 

ある時は野獣で

ある時は温かい春風

 

貴方の服を 一枚一枚

剥がしていったらどんな貴方が出てくるんだろう

 

そんな気持ちになるくらい

貴方はミステリアスな存在です

 

獣のような眼で

静かに優しいんだね

 

時折溢れる

とてつもなく悲しげな目は

一体何を思い出しているの

 

貴方にどんな傷を負わせているの

 

掴めそうで消えてしまう貴方の姿は

紫のような それでいて朝日のような

 

不思議な変化に富んでいて

貴方を視る度にどんどん

わたしの知らない貴方に出会ってゆく

 

早く素顔を見せて

貴方の隠しているナイフや

雄叫びや絶望やえげつない恥部も全部

 

一緒に野球拳を付き合ってもいい

貴方の裸を視る為ならば

あたしだって人肌脱ぐわ

 

目深に被ったその帽子

丁重に覆われたその分厚い服も

優しさと寂しさと割り切った何かで閉ざされた

とてつもなく繊細で鋭敏で野蛮な柔毛に

 

この手で触れてみたいの