羽があって
すごく自慢なんだけれど
重いんだよね
重くていつも
おろしたり
そのまま忘れたりしてる
羽があることは
自覚してるの
とっても高い空まで往ける
とっておきの羽だってことは ..
だけど重いの
とってもとっても
重たいの
一回背負って飛ぶまでに
ものすごく時間がかかるし
飛ぶために
とってもエネルギーが要って ..
飛ばない為の言い訳をしたいわけではないけれど
飛ぶためのエネルギーがほしくッて
飛べないなんて死んでも云ひたくないけれど
一人で飛びつづける自信が
孤独なの
孤独なの
孤独なの
ましてや一度は忘れた羽
ビニルにしまい込んで
霜も降りる直射日光も当たる
そんな適当な場所に放置して
この羽もう傷んで黄ばんで
一度は干からびた紙やセロハンみたいに
しわしわにペリペリになったしろものなの
原価は111111兆円積まれても
足りないくらいの羽だけれど
持ち主の管理がざつ過ぎて
ほんとに虫の息だッたのね
だから
今は販売終了して取り替えのきかない
コルグx50みたいに
なるたけ丁寧にだいじに
まいにちちゃんと向き合って扱っているつもりなんだけれど
なんせ重いの
なんとかの剣みたいに
ゆるぎない礎みたいに
真剣すぎるレンアイみたいに
ほんとうに
重いの
この羽の為に
あたし生きるべきだッて分かっているけれど
この羽を捨てて生きることは
死んだ人生を送るのと同じだッて
自覚したからもう
一生この羽に向き合うッて
決定はゆるぎないのだけれど
重たくて 重たくて
わたしの一生分をMAXで費やしても
ちゃんとこの羽に見合った飛行ができるかわからない
この孤独と不安と怠惰と闇に
そんなの平気だよ
僕がいっしょに居るじゃないか
ッて
ふわ っ と背中を
押して
いっしょに背中に乗って飛んでくれるひとが
ほしい .