泪が血のように溢れて止まらない時がある
泪が血のように溢れて止まらない時がある
悲しみが膿のように爆発して止まない時がある
それでもどうしたらいいかわからずに
解決もできぬまま
右も左もわからぬ状態で
とりあえず歩いていくしかないときがある
散り敷く銀杏は吹き飛ばされて
母の思い出 日に染まる
帰って帰ってと叫んでも
帰ってこないが降り積もる
人はいつか喪失を経験して
その時から本当の悲しさを知る
補いようのない悲しさは
届けたくても届かないことばのかたまり
止まりようのない涙は
聞きたくても聞きようのない
声を探して
道は死ぬまで延々と続く
喪失を知った人々はそれでも
当たり前のように歩いているの?