不可視日記 ⅩⅩⅩⅩⅩ | 森由 壱 - tune bride -

森由 壱 - tune bride -

... という 、夢を視ました 。

 

 

 

ユウウツしかない夕に

わたしは一人 起き上がる

ユウウツしかない夕が

しだいに夜をたれこめる

 

ユウウツが押し込めようとする夜にあらがって

わたくしは一人部屋を出る

 

往くあてもない町のすみっこをぬって

ただもう 忘れんが為 このユウウツを

忘れんが為

 

ああ ユウウツ一つ 要りませんか 。

一つ買っときゃ あとがらく 。

要る時に ない なんて事がないように

わたしのユウウツ 差し上げますよ 。

よりどりみどり よってけみてけ

わたしは わたしのユウウツで

一杯になりながら

ユウウツを売り歩く

 

お値段以上 完璧なユウウツ

これぞ天下一品の

上ユウウツなり

 

ケチをつけようったって

差し上げるっつってんだがら

おとなしぐもらっとけ

 

 

なんてね

 

 

 

 

嗚呼ほんとにやだやだ

わたしのユウウツ

 

南国の島にでも

大量不法投棄して

世界に少しでもこのユウウツを

お裾分けしてやりたい なう 。