名曲の答えは 一つに非ずして
幾重幾度 変化自在にて
半月の少し膨らみて授かり月
仄かに朱く誰想ふやら
その道を歩み続けたくば
如何しても
乗り越えなければならない山、
やり過ごさざるを得ない波。
気を込めて
時間をかけて拵えた
モノ 一つ一つ
光り輝きて☆=3

静寂の中に振る
君の刀の音今も聴く
朝の風かな
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師走に詠む歌 - 境内の内 -
光差す 木の葉 木の実に舞い降りる
天使の歌ぞ 誰ぞ聴くらむ
店で踊る 独りカフェ呑み 楽しくて
午後の冬空に消えゆく 塵 かな
窓外の電線 三本 空を割り
たゆたふ喫茶のBGM哉
芦屋川 空より青く
川の青
光の卵 喜び踊りて
忘れる努力
するも儚きて 芦屋川
ひたすら流れて 水の清き哉
鳥の声 大波小波 呼応して
錦の如く 境内の内
アルプスの ルが云へず
ウになる稚児の姉
やはらかく相手するなり
人の心の 驕りてはならぬ
滝の底
沈みきりては
上がること難し
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手塩にかけて結ぶおにぎり
美味しくて 空澄み渡る午後の風かな
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菊 一輪 清く踊るに
洗はれて 鎮まる
年の瀬 海の波かな
或る時は鬼灯
或る時は鼠と
変化自在に 大輪の菊
隠れなき 波の間に々に
菊の花 掬ひて
天と我つなぐかな
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八代目 尾上菊五郎さん
六代目 尾上菊之助さん襲名披露公演にて。
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美男かづらの
南天の如く苺の如く
朱い実取れて尚 茎朱く
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君の瞳に 龍在るを視て
吸ひつきし 僕の瞳の奥
君はどう視たり

人の幸せを心から願える
そんな僕にしてくれた
君は僕の天使デス

君が僕にくれるモノ
してくれるコトはニャンでも嬉しい
それッて、大好きな証拠

京の宇治の水
清らかに茶を含み
心澄ませて人つなぐ哉

遠方に居ても
我が声届く哉
君の涙をぼくも受けたし



















