白いレース模様のような花、神秘的で優雅な花です
【月日】2024年7月14日(日曜日)【天候】小雨時々止む29℃
【写真】烏瓜の花【場所】新治の森付近(横浜市緑区)
朝の散歩道で、烏瓜の花が萎んだ後を時々見かける。ざらざらした濃い緑の厚手の烏瓜の葉の中に、萎んだ小さな白い塊が覗いているのだ。烏瓜の花は一夜花、日没とともに咲きだし翌朝には萎んでしまう。
この日の夜7:30頃、雨の心配も無さそうなので、懐中電灯を持って萎んだ花を見た場所へ行ってみた。闇の中に白い小さな花がほんのりと浮かんでいる。ライトで照らすと、まぎれもない烏瓜の花だ。白いヒゲをレース模様のように伸ばし、優雅に咲いている。神秘的で妖艶な雰囲気も漂う白い花だ。
夜この花が咲くのは、受粉のために蛾の仲間(スズメガ)を呼ぶためとのこと。この日は蛾を見かけることはなかったが、緑の葉にとまっている茶色の虫(ウリハムシ)を何匹か見かけた。彼方此方に咲く白い花を見ながら、今年も烏瓜が咲く頃となったかと季節の移ろいを実感した。またその神秘的な花の姿に満足した夜のひと時だった。
↑朝散歩で烏瓜の萎んだ花を見かけた場所へ夜になって行くと、白い花が咲いています。白いヒゲのような糸を伸ばして5編の花弁が咲いています
↑こちらは葉や花に茶色の虫が付いています。ウリ科の葉を蝕むウリハムシのようです
↑花弁やヒゲは右回転している感じ,伸びた白いヒゲは入り乱れているじもします
↑ここからは別の場所での烏瓜、花が近接して咲いていました
↑こちらは花弁が少し厚手っぽくて強そうな感じがします
↑茎には蕾が6個ほど付いています。翌日以降も次々と咲きそうです
(烏瓜の花の優雅さに満たされ、また季節の移ろいを感じた夜のひと時でした。 お付き合いありがとうございました)