西八朔の社寺、極楽寺と杉山神社に参詣しました
【社寺】願弘山極楽寺、杉山神社(横浜市緑区西八朔町)
【月日】2020年5月22(金曜日) 【天候】曇り午後晴れ間20℃
午後、晴れ間も出てきたので近くの社寺、西八朔の極楽寺と杉山神社へ参詣に出かけました。このところ乗っていない車の調子も、たまには見ないといけません。
鎌倉の古刹、極楽寺は有名なお寺ですが、同名のお寺が横浜市緑区にもあります。願弘山極楽寺は、創建年代等は不詳。元海(1533年寂)が中興、慶安年間(1648-1651)には隣接する杉山神社領として5石6斗の御朱印状を拝領したとの伝承があるとのこと。境内は樹木に囲まれ、お地蔵様や羅漢像が鎮座し趣のあるお寺です。久しぶりの極楽寺、参拝後静かな境内を散策しました。
西八朔の杉山神社は極楽寺のすぐ隣にあります。同名の神社は神奈川県下に41社あると。杉山神社は続日本後紀の記述や延喜式神名帳に「武蔵国都築郡の杉山神社」との記録があり、歴史の古い神社ですが本社の所在が不明。多くの杉山神社のなかで、社領を有していたのはここ西八朔の杉山神社。また武蔵六ノ宮とのこともあり、この杉山神社は有力な位置づけにあるようです。丘を登った山懐といった場所に鎮座する杉山神社、参詣者は散歩人だけ静かな境内でした。
↑極楽寺にやってきました
↑石段を上ると長屋門があります
↑石段の両脇にはお地蔵様などの石仏が鎮座しています
↑形も整った石仏が多く、お寺の心が伝わってきます
↑本堂、手前の大きな木はイトヒバ(糸檜葉)です
↑本堂です。手前のイトシバは横浜市の名木古木に登録されています
↑境内には羅漢像がたくさん鎮座しています
↑庭園です
↑大きくはないですが趣があります
↑裏側に回ると大きなクスノキが何本も聳えていました
↑極楽寺に隣接して杉山神社があります。神社の参道は宮前のバス停から伸びています
↑鳥居の横の石仏とクスノキです
↑参道の階段、その奥に社殿が見えます
↑西八朔の杉山神社の社殿です
↑神額、武蔵総社六之宮と記載されています。ちなみに総社は大國魂神社、三之宮は大宮の氷川神社、四之宮は秩父神社とのこと
↑参道の脇の力石。江戸時代の頃から若者の担ぎ力を競い合うのに使われ重さは93.75kgです
(西八朔の極楽寺と杉山神社の参詣メモでした。お付き合いありがとうございました)