浄土宗 大本山 増上寺へ参詣(2019.10.3) | 心はいつも散歩人

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徳川将軍家菩提寺の増上寺を訪ねてみました

 

【寺院】浄土宗 大本山 増上寺(東京都港区芝公園)

【月日】2019年10月3日(木曜日)  【天候】晴れ28℃

 

新宿で荻原守衛展を見学した後、芝公園の増上寺を訪ねてみました。増上寺は徳川将軍家の菩提寺として有名なお寺です。お寺の歴史は9世紀まで遡るようですが、実質上の開基は寺号が増上寺と改められた室町時代(1393)で、この頃の所在地は千代田区紀尾井町とのことです。徳川家康の江戸入りに伴い江戸城が拡張されると、増上寺は現在の港区芝に移転、その後徳川将軍家の菩提寺になりました。最盛期の増上寺は、広大な寺有地に120以上の堂宇、100軒を越える学寮が並び、常時3000人以上の学僧が修学する大寺院となったと。しかし明治時代の廃仏毀釈、昭和の第二次世界大戦の戦火で伽藍の多くを消失しました。その後、昭和49年(1974)には大殿が再建され、以降徐々に復興を果たしているとのことです。

 

JR浜松町駅から賑やかな通りを歩いて大門(旧増上寺総門)を通り、大きな三解脱門(三門)をくぐると、増上寺境内です。前方には25段の石段の上に大殿(本堂)が大きくそびえています。その後方には東京タワーが赤い鉄骨姿でスクッと建っています。如何にも都心のお寺の雰囲気です。外国人の姿も多く見受けられました。大殿の中では多くの参拝者が席につき、法要が行われていました。安国殿の横を通り、奥の徳川将軍家の墓所の方へ行ってみました。徳川将軍15代のうち、6人の将軍と正室、側室、子女などが埋葬されているとのこと。鋳抜門の前で参拝させて頂きました。

 

 

↑JR浜松町駅で下車、世界貿易センタービル前の大通りを歩いて行きます

 

 

↑大門(旧増上寺総門)を通ります

 

 

↑昼の時間、賑やかな芝公園の横を通って・・・

 

 

↑三解脱門(重要文化財)へやって来ました。元和8年(1622)建立、戦災を免れ往時の寺の面影を残す唯一の建物。この門をくぐると3つの煩悩(むさぼり、いかり、おろかさ)から解脱できるそうです

 

 

↑三解脱門に続く石塀の雰囲気が良いです

 

 

↑三解脱門の左手に少し離れて黒門(旧方丈門)があります。現在は通用門として利用されているようです

 

 

↑三解脱門から境内へ入ります。東京タワーの太刀持ちを従えた増上寺との感じもします

 

 

↑鐘楼堂です

 

 

↑大鐘楼は1673年作で高さ3m、重さ15トン

 

 

↑25段の石段を登って大殿(本堂)へ向かいます

 

 

↑大殿の説明、昭和49年(1974)に再建された建物です

 

 

↑大殿からの境内の眺望です。ビルに囲まれた都心のお寺ですが、開放感がある境内でした

 

 

↑安国殿、平成23年(2011)新しく建立され堂内には徳川家康が深く尊崇した秘仏黒本尊(阿弥陀如来像)が祀られています

 

 

↑徳川将軍家墓所、6人の将軍と正室、側室、子女などが埋葬されています

 

 

↑墓所の近くに姿のよい四菩薩像が祀られていました

 

 

↑四菩薩像の説明です

 

 

↑参考に増上寺の境内マップです(増上寺のHPより)

 

(増上寺の参詣メモでした。お付き合いありがとうございました)