7月26日 富の日 | 青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

ピアノ弾いたり作詞作曲したり歌ったりしたり。
短歌作ったり詠んだり読んだり。
日本酒バイヤー兼アドバイザーとしてお酒を売ったり飲んだりオススメしたり飲んだり飲んだり。
そんな感じにフリーな人の雑記です。

そうだ。
ゲストハウスの朝は
個室じゃないから
少し気を使う。
8人一緒のドミトリー。
泊まっている人の中では
自分は早く起きた方らしい。
シャワー等も待つことなく使用できた。
使用後に部屋に戻って
昨日話した外国人さんと
グッドモーニング。
ホント、グッドです。

濃いめだった髪のグレーが
かなり明るくなって来た。
既に少し金と混ざってるような。
これはこれでいい。
富山へ向かう。



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JRに見せかけて
JRではなく
青春18切符が使えない路線である。
俺ちゃんと調べたもんねー。
でも確かにややこしくて
車内で駅員さんに尋ねている人もいたね。
10:00金沢発
11:00富山着


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再会だ。
再会の唄だ。
石引パブリックで出会ったお客様と
こんな形で再会するとは
あの時思ったことだろうか。

富山には路面電車が3種も走っているという。
街と電車が一体となっている。
電車の走るところも含めて
街だった。
そのうちの一つに乗り
海の方へ。




紅茶が美味しいというところへ。



机や椅子が自然体なのが良い。
作りすぎてないところに
拘りを感じる。
カレーもチャイも美味かった。

そしてその周りの廻船問屋を巡る。
2日ほど前に
京都で海鮮丼屋に入らなかったが
富山で廻船問屋を巡っている。
同音異義語もここまでくると清々しい。

そういえば
清々しいを
きよきよしいと読んで
素直に漢字弱いんでw
と発言していたサッカー選手がいたな。
とても好感が持てる。
年齢も自分と大して変わらないのに
かっこよすぎる。

そして
目の前にいる
海鮮丼屋ではなく
廻船問屋の方を案内してくれている
自分より何歳も年下の
平成生まれのこの人の行動力は恐れ入る。
本人も今の自分の行動力は
自身でこれは半端ないかもしれない
って言っていた。
自分でそう言えるのは
本当に素晴らしいことだ。

そういえば
半端ないといえば
サッカー選手に
半端ないって!
…やめようこれはどーでも良い。
どーでも良すぎる(笑)

酒屋を訪ねた。




こんなオシャレな酒屋さんあるのか。
冷蔵庫の中まで出入り自由って
とんでもない。
満寿泉は
20年以上前の大吟醸が並べられていた。
年代別に一年毎に。
地元で出回っているであろう
スペックや銘柄も数多くあった。
見ているだけで幸せな気分になった。
今買っても荷物になるだけなので
我慢だ。

観光地化し過ぎていないし
確かに若者受けするような場所ではないだろう。人も少なかった。
相当少なかった。
というか
いなかった。
だから
のびのびだ。
野比のび太だ。
頼りっぱなしの
野比のび太である。
空はとても青かった。
ドラえもんの青より
ずっと青かった。


富山駅に戻り
さらに酒屋さんを訪ねる。
店主が実に気さくで
入りやすい酒屋さんだ。
駅近くにこういう店があるのは
とても嬉しいことだ。

そして居酒屋へ向かう。
言わずもがな
何もかもが
美味い。

刺身も
白えびのかき揚げも
クジラ肉の串も
美味すぎた。




富山の日本酒をたくさん飲んだ。
聞いたことないの中心に飲んだ。
しかし
勝駒だけは
やっぱり飲みたかった。
思い出のお酒だ。

勝駒 本仕込み
八代仙 純吟無濾過生原酒
吉乃友 純米無濾過生原酒
風の盆 山廃純米

お、覚えてる俺。
ちょっとすごい。
スペックまで覚えてる。
酒耐性も
かなり戻って来たかな。



病気になったのは
実に悲しいことだ。
それは間違いないし
病気になったという事実は
変えようがない。

だけど
病気になったから
出来たことも
知ったことも
考えたことも
出会った人も
沢山いる。
これも事実だ。

病気になった人生なら
俺はそれを受け入れて
満喫しなければ
勿体無いと思った。

全てを全て
プラスになんて考えられないけど
いろんなモノの見方をして
プラスの方向に持っていけたら
素敵だ。
これはマイナスだと知っていくことも
それはそれでプラスなのだ。

病気になったから
髪色を変える決心もしたし
迷彩カーゴで
銀髪で
電車では
隣が空いているというのに
1時間誰も座らないし
怖く見えるかもしれませんが
カフェで隣の人がお金を落としたら
それを盗むでもなく
ちゃんと拾って返してあげることのできる
優しい(普通じゃねぇか)

とにかく
ちゃんと
満喫している。



これは事実だ。
生きることは
事実の連続なんだ。