溺れても良いかもしれぬ荒波の後に大波小波さざ波
白旗の代わりに白い服を着て送り続ける救難信号
あくまでも仕事 笑顔を振りまけば金がもらえるだけの生活
王様は積み木の城のてっぺんで崩れる時を待つだけの人
後ろめたい気持ちが無いと言い切れず入道雲と影踏みをする
渋谷まで行ってみたいと思うけどガタンゴトンと鼓動も走る
キッカケの見えた気がして今日もまた昨日の延長線上を行く
溶け出した氷の音に気付いたらアイスコーヒー飲み干してみる
「心配をしていたんだよ」お見舞いを持った近所の院長参上
テーブルにアボカドがある青空に太陽がある俺の中には