【短歌】感覚が削られていく | 青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

ピアノ弾いたり作詞作曲したり歌ったりしたり。
短歌作ったり詠んだり読んだり。
日本酒バイヤー兼アドバイザーとしてお酒を売ったり飲んだりオススメしたり飲んだり飲んだり。
そんな感じにフリーな人の雑記です。

知りたいと思っていたその殆どが大人ぶってた感覚と知る


都心より少しマシです雑音に煌めき混じる二子玉川


間違いを重ねてみれば良いじゃない 誤り謝りいざ鎌倉へ


多摩川を挟んで町は緑とか青を携えさらさら生きる


その瞬間射抜かれたのは空であり私であった 君と流鏑馬


地図の上聞いたことない街の名に想いを馳せた引越し前夜


歯車を壊して明日を狂わせて君の温度を確かめさせて


サバンナの夜を真似して太陽と両手で描く象のシルエット


雨の降る東京 僕は地下鉄で傘を持たずに君の街まで


泥んこの両手は過去に置いていこう砂のお城に寄する風波


ため息の数だけ冷えた幸せの上に寝そべり壊れた二人


再生と一時停止の真ん中でうごめく君の最後の「またね」


削られていく 俺様の感覚があと5センチで整ってしまう

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目立つ、というのは
中々勇気がいるし、
生きづらくなりますね。

しかし、何かに迎合する、というのは
少し悲しい。

それが大人になる、ということなら
尚更悲しい。

内側にある熱は
冷まさないようにしたいものですね!