Tweet55(二年)大きな背中越し後ろから見てもあなたが泣いているのが解った瞬きをしてその度に変わりゆく何かなんとなく気づいているけれどどうしてか確かめられずにいる坂道をくだれば海が見えるここには帰りたくないと何度も叫んだあの日花を浮かべて、流す空のボトルに思いを詰めて今日は連れ去ってくれて構わない距離は離れていくのか少しずつ近づいているのかこの次、声が聞けた時には何の煩いもないところでどうか、穏やかに。