2008年8月 八ヶ岳縦走~っ⑥ | 山と岩とUkiが好き!!!

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2013年1月生まれのUkiの徒然をブログにしてみます。

自信を持って選んだ「赤矢印」ルート。

早く八ヶ岳山荘に行って、お風呂につかって、、、と思っていたのです。


ところが、10分ほども歩いているのに、御小屋山に着く気配がありません。

とっくに着いてよいはずです。それに、気づいたのですがほとんどふまれた感じがしない道ばかり・・・。

「もしかして、この赤矢印ルートが『踏み跡』??」、少し嫌な汗が流れます。

しかし、矢印は下のほうまでちゃんと続いています。

「合ってる、、、よね」

自分と矢印を信じて更に20分ほど歩きます。

が、やっぱり御小屋山はありません。

もっと早く気づけよ、と自身にツッコミたいところですが、赤矢印は相変わらず下へ下へと続いているものの、地図が示す等高線と比べてもどう見ても急すぎる下り。

このころになってようやく

「うわぁーー、やっちまったぁ」と確信し始めました。

かなりの急坂を下りてきたので、戻るとなると、1時間以上はかかりそうです。

この時点で自分が辿ってきたルートが地図にないことは分かっています。

そして、「南沢」に向かっているのだろうということも分かります。

方角自体もそうですし、実際川の流れる音もします。

時間は9:15。すでに30分も下っているので、向かっているのが南沢であるとするならば、あと30分程でそこにつくはずです。

ココでThinking time

仮に30分下って南沢に出ればそれでよし。30分立っても南沢に出ないようであれば、戻る。その場合、2時間、いや2時間半の登り、で、本来のルートを歩いて1時間半の計4時間で13時半過ぎには八ヶ岳山荘。

イケるっ

ということで、このまま赤矢印に従って下ることに決定しました。

朝食べたお稲荷さんエネルギーはほとんど使い果たして、腹ペコですが、この先何があるか分からないので、空腹をとりあえず、飴でごまかします。

「ヤバイ」と思っている緊張から咽喉も渇いてきますが、自分の記憶だとハイドレーションに残っている水はそれほど多くなく、、、大節水しなければなりません。

実のところ、体が要求しなかったので不動清水に着く少し前から水分をとっておらず、足先がしびれている感じがします。

「うーーん、軽い脱水症状だな」

一口だけ体にいきわたるように水を飲んで、先を急ぎます。

幸いにも水の音がだんだん近くなってきます。

そして、

ついに、、、キラキラ光る川面が見えました。しかも、見覚えのある丸太の橋も見えます。

生還だぁっ(チョット大げさ・・・)

明らかに通常ルートと思われる登山道に合流するにあたっては、ガサゴソと軽く木々を掻き分けねばならないほどでしたが、見覚えのある道に出られ、ほっとして、へたり込みそうでした。

それはそうと、「ココはどこ?」です。

と、背後から

「あれ?ルート変更したんですか?」と阿弥陀岳で合ったスポーツマングループにあいました。

3時間ぶりの「ヒト」です。本当に生還できたのだとしみじみ実感しながら

「アクシデンタルなルート変更を余儀なくされまして、、、」と笑いながら、自分が来た道を指差しました。

「えっ、あれって道じゃなくないですか?

「ですよね。でも、ほら、ちゃんと目印してあるでしょう?」

「ホントだ」

本当に、全身から冷や汗ダラダラものの経験でした。

11:20 八ヶ岳山荘

ちょうど南沢に出たところから5分もしないところが、赤岳山荘でした。

そこで1300円もする500 mLポカリをほぼ一気飲みしたところ、五臓六腑に染み渡って、痛いくらいでした。

ここからは、誰も迷子になりそうもない道を45分ほど歩いて八ヶ岳山荘です。

八ヶ岳山荘では入浴ができるので、お風呂に入って冷や汗をキレイさっぱり流します。

お風呂上りにガッツリとカツカレーを食べて、八ヶ岳の締めくくりです。

う~~ん、今回の教訓は何でしょう。

「怪しいと思ったら即戻って、周囲を偵察」でしょうか。。。