2008年6月 残雪の富士山っ(後編) | 山と岩とUkiが好き!!!

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2013年1月生まれのUkiの徒然をブログにしてみます。

頂上に着いたのは940です。

予定時間から、40分オーバーです。

「ごめんなさーい」、とガイドさんとAさんに平謝り。二人ともよい人で「全然OK」とは言ってくれましたが、、、。

頂上で20分の休憩です。

大急ぎでタイトロープを外して、アイゼンを付けた足を放り出して座ると、おまちかねの『おにぎりタイム』です。でも20分なので大急ぎで頬張ります。おにぎりを二つ、ウィダーinゼリーを押し込むと、すぐ出発です。

お腹を満たすことに集中しすぎて山頂からの景色を満喫するほどの余裕はありませんでしたが、眼下に広がる雲海がキレイで、しかも今自分は日本で一番高いところに居るということもあり、なんだか「神様」になったような気分でした。いや、「仙人」かもしれませんが。。。

とりあえず、おなかが落ち着いたので下山は、「何とかなるっ」と、8合目の途中までは膝が痛くても、雪の斜面を下ることが楽しくて。

ところが右膝痛がだんだん無視しきれなくなって、踏ん張りが利かず、柔らかくなってきた雪に何度もはまり込んでしまいます。それでも何とかなっていたのですが、おそらく、7と8合目の間くらいだったと思いますが、途中でアイゼンをはずして下るガレ道に出たときです。

とてもじゃないですが、普通には下ることができません。足を引きずる形になってしまいます。

時計を見て、下山予定の1400にはかなり余裕のある時間であることを確認して、

仕方がないので「すいません、右膝が痛くて普通のペースで降りられません」とついに白状です。

するとガイドさんもAさんも納得、という表情を浮かべて「大丈夫?変だと思ってたんだよ」と、バレバレだったようです。テーピングをしてくれ、膝に負担のかからない下り方を教えてくれました。それと、ガイドさんが、雪道よりもガレ道で急にペースダウンしたことから、雪道の方が歩きやすいと判断してくれて、途中で雪の斜面に出てくれました。が、この時点でかなりのガレ道を歩いていたのでやっぱり踏ん張りが利かずコロコロ転んでいると

「雪がだいぶ重たくなってるし、滑っていってもそんなにスピードが出ないから、シリセードで降りようか」

と「初シリセード」体験です。

しっかりとピッケルのシャフトでスピードをコントロールして滑っていきます。

「うひゃぁ、たーのしぃっ」右膝は痛いですが、楽しいことは楽しいです。

Aさんも初シリセード体験ということで、喜んでくれてました(ちょっとした罪滅ぼしの気分です)。

結局7合目までチョット固めのシャーベット状の雪をシリセードで楽しく降りることができました。

7合目からはブルドーザーが作ったような道をひたすら下るだけです。が、困ったことに数センチの石の上を歩くだけでも膝がぁぁ。。。ということで、トロトロと歩く羽目に。ココまで来るとほとんど危険な場所もないので、ガイドさんはむしろ気を使ってくれて(?)ずぅっと先を歩いてくれます。もうペースをあわせなくていいよっという意味だと思います。Aさんはお姉さんのように心配してくれて、ずっとついて歩いてくれました。

漸く佐藤小屋に戻ってきたのは13:00少し前だったと思います。佐藤小屋の女将さんがコーヒーを入れてくれました。

ガイドさんが五合目の駐車場まで送ってくれて、Aさんとガイドさんによぉぉくお礼を言って別れました。凄くよい人たちでよかったです。感謝、感謝です。モンブランに登るというAさんにとってちゃんとシミュレーション登山になったか分かりませんが、是非登頂して欲しいと思います。

ガイドさんにも、Aさんにも迷惑をかけてしまいましたが、何はともあれ、雪山(6月ですが)富士山登頂です。

でも、やっぱり他の人に迷惑をかけたという意味においてイマイチなので、今年の夏にたくさん山に登って基礎体力をつけて、来年リベンジしようと思います。