追悼 | FLY HIGH

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登ることは生きること。後悔をしない毎日を。

数年ぶりに大好きな友人と再会したのは

友人の旦那の告別式だった。
 
 
休みでのんびりと過ごしていた5月7日、
夕方、スーパーで買い物中に
全く別の経路からその訃報をいち早く聞いた私は
そのあとの記憶が曖昧だ。
 
 
5月14日、たまたま休みで、
雨予報で山の予定が流れたその日に、
告別式がおこなわれるというので、
数年ぶりに栃木へと向かった。
 
 
友人は喪主なので忙しい。
少しだけ挨拶をしたが、
私の方がかける言葉も見当たらず
気丈にふるまう彼女の姿に思わず泣いてしまった。
 
友人の旦那は
ネパールで亡くなったときの服を着て
棺のなかで静かに眠っていた。
友人の最期まで旦那の意思を尊重する愛の深さに
ただただ悔しかった。
 
そして、私はこの日、初めて友人の愛娘をこの目で見た。
ネパールから友人宛に送られた『絶対帰るから』と書かれた絵葉書が悲しかった。
 
 
この先、私になにができるのか考えていた。
 
 
1ヶ月たって、
友人の話をただ聞きに、栃木へと再びむかった。
 
駅の改札で、友人と娘の二人に迎えられた。
 
 
 
離れていても
年月がどれだけたっても
私は彼女は大切な友人だし
すごくこれからのことも心配だ
 
こんなに
あなたを愛してくれた人を残して
死ぬなんて
 
死にたくなんて
なかっただろうな
 
 
 
友人の笑顔のために
いつでも駆けつけられるようにしたい
 
これから
沢山の大変なことに向かっていく彼女の力になりたいと
一過性のものではなく、ずっと
 
私のつたないブログの
数少ない読者として存在してくれたたまさんに
ありきたりではありますが、
心からご冥福を祈ります。
 
どうか二人をずっと見守っていてください。