こんにちは。
カラーコンサルタントの中井美香です。
色や洋服のアドバイスしています。
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今更ですが
ゴールデンウイーク終わってしまいましたね。
皆様、楽しい時間を過ごされましたかー?
私はと言えば、
前半は関東近郊でまったり
後半は実家のある大阪に帰省して
これまたやっぱり、まったりしてました
年々こういう
ゆっくり流れる時間が一番の贅沢だなーと思える
そんなお年頃になってきました。はい
さてさて
そんなゴールデンウイーク中の大阪で
面白い列車を見つけましたー
これは京都~アドベンチャーワールドのある和歌山間を運行する、
「くろしお」のラッピング列車で
「パンダくろしお」という名前で呼ばれているものです。
名前の通り、列車の正面は
ジャイアントパンダのイラストが描かれて
車体には、SDGsを意識した
「人と動物と自然が豊かに暮らす世界」がデザインされています
内装はこんな感じ▼
列車でここまでやるって
なんか新鮮じゃないですかー?
そして、ちょっと乗ってみたくなる
鉄道オタクでもない限り
「列車に乗ること」を旅の目的にする人って少ないと思うのですが
なんかこんな特別感のある車両なら、
それもあるなーと。
関西は個性的なモノが多いのですが
この列車のキャラ立ち感!
すごいですよねー
ちなみに駅の反対側のホームには
「ハローキティはるか」が停車していたのですが
こちらもなかなかの存在感でした
「はるか」は関西空港~京都を結ぶ特急ですが
キティちゃんがラッピングされた理由は
外国人観光客に訴求するため。らしいです。
その経緯もあってイラストのテーマは「和のおもてなし」
他ではあまり見かけない和風テイストでキティちゃんが描かれています。
このイラストは外装だけでなく
座席や壁などの内装やトイレなどにも描かれていて
列車まるごとが「キティにちゃん仕様」になっている感じ▼
こんな感じなので
観光客じゃなくても乗りたくなりますよね
特に小さいお子さんとか、喜びそーです
あと、キティちゃん仕様と言えば
同じJR西日本の列車で
「ハローキティ新幹線」というのもあるみたいです。
(知らなかったー)
こちらの車両デザインの振り切り方?はもっとすごくて
外装はもちろんのこと、
車内にも展示スペースやフォトスペースが設置されているよう。
詳しくはこちらご覧ください。
まるでテーマパークのアトラクション▼
とにかくJR西日本の
列車の「個性化戦略」はなかなか凄いなーと思ったのですが
改めて感じたのがこの「ハローキティ」というキャラクターの凄さ。
というのも、
ちょっと旅行に出かけただけで
お土産ものから列車から
はたまた洋服、バッグ、チャームなどのアクセサリーに至るまで
ホントありとあらゆる所がキティちゃんだらけだったから。
キティちゃんは働きすぎ
とよく言われていますが
意識してみてみると本当に驚くほど目につくんですよね。
で、ふっと思ったのが
「一体、彼女はどれくらい稼いでいるんだろー?」という疑問
キヤラクター商品は日本だけじゃなくて
むしろ海外の方が売れているらしいし
一体どうなっているんだろうと。
ということで実際にこれ調べてみたのですが
結果、かなりすごかった
そもそもハローキティのライセンス商品は
2万種類ほどあるらしいです。
具体的には
食品やアパレル、雑貨、
列車、車、携帯電話、パソコンなどなど
なんでも「棺桶」以外はたいていの商品があるらしい。
じゃ、気になる年収?はというと
▼
▼
▼
年収は3000億
とも
年収は4000億円
とも言われている様です。
▲市場レポート 「キティちゃん」は年収3000億円の"招き猫"より
ちょっとすごくないですか?この数字。
あんなに可愛いお顔して
実は凄腕のキャリアウーマン
しかもものすごいセレブだったんだー、
キティちゃんって
で、ついでに考えたのが
なんでここまで人気があるのだろうか?と。
キティちゃんは確かに可愛いですが
それだけならば、
ミッキーでもミッフィでもよいわけです
なぜキティちゃんがコラボしたり商品化されやすいか?
思いあった理由の一つは、
キャラクターのアレンジのしやすさかなと。
どういうことかというと
キティちゃんってアウトラインのシルエットは決まっていますが
ボディに色がついているわけではないので
洋服は何色を着てもOKだし
アクセサリーも何をプラスしてもOK
また「表情がない」こともアレンジのしやすに繋がっているかと。
キティちゃんは口がないので
喜怒哀楽をあまり感じないんですね。
これが逆に言うと、
どんなシーンにでもぴったりはまる
コラボするアイテムや用途にあわせて
変幻自在に印象を変えることができるので
コラボする側としては使いやすいのではないかと思います。
あと、キャラクターだけが目立ちすぎず
コラボした商品を程よくひきたててくれること。
これも大きな魅力かと思います。
「ハローキティはるか」の例ですが
こんな風に列車とコラボしても
ちゃんと相手(列車)の存在感を引き立てています
「ハローキティはるか」のイラストデザインは4種類あって
それぞれ着用している洋服の色はこんな感じ↓
1.バタフライ(ネイビー×赤)
2.折り鶴(ピンク×黒)
3.かんざし(青×黄)
4.扇(ブラウン×ピンク)
どんな色使いをしてもはまるので
色々とアレンジが効いて
常に新しいイメージを作れる
いわば「完成されすぎていない魅力」のようなものがあって
こういう所もキティちゃんがコラボキャラクターとして
人気のある理由なんじゃないかなと思っています。
ま、売れっ子には
他にはまねできない魅力が必ずあって
売れるべくして売れているということかと。
はー、私も見習いたい
最後に
キティちゃんの本名ってご存じでしたか?
本名:キティ・ホワイト。
誕生日:11月1日。今年で生誕50周年
ええっ!てことは、御年50歳ですか?
いやー、かなりお若く見えますね。
羨ましー(^^♪